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Tスタイル ~合気練功の日々~「猫」

 11月5日・6日、「常に進化し続ける楽しい達人集団の理念を具現化する」という目的を掲げ、第二回全国強化合宿が愛知県豊橋市で開催されました。
 参加者は総勢50名!全国各地から合気習得を目指す皆さんが集まりました。何と今年は発足したばかりの札幌塾からの参加者もありました!札幌塾のSさん、ありがとうございました!

 (練功塾の)合気を伝えたいという松原塾長の強い思いとそれに呼応した塾生・個人レッスン受講者の熱い思いがぶつかり合うような、活気にあふれた二日間になりました。参加された塾生、個人レッスン受講者の皆さん、お疲れさまでした。
 私、TAKAは昨年同様に進行係を仰せつかったのですが、皆さんのご協力で練功がスムーズに行うことができたことに感謝、感謝です!!!

 また来年も豊橋でお会いしましょう!
 松原塾長、ご指導ありがとうございました!

 話は変わりますが・・・

 最近、野良猫が我が家の庭に侵入する事件(大袈裟!)がありました。先日、愛犬の散歩から帰ってきた時、その猫(黒猫⇐宅配業者ではない)と鉢合わせてしまいました。その猫は犬を連れた人間を見ても、ひるまず、こちらをずっと見ています。しかし、愛犬のハチが一歩踏み出した瞬間、風のように走り去っていきました。

 前々から気になっていたのですが・・・

 こうした猫の瞬発力はどこから生み出されるのでしょうか?

 あくまでも私見ですが、危険を感じた猫は、全身がつながり、体中の筋肉がいつでも動ける状態(短距離走のスタートの号令がなる瞬間のよう)になっているのではないでしょうか。
 もともと野生動物だった猫は、生き延びるために狩りをして獲物をしとめなければなりません。生きるための本能があの素早さにつながっているのでしょう。

 また、「猫背」といわれる大きなカーブをした背骨をバネのように使うことにより、しなやかで俊敏な動きが生みだされるのではないでしょうか。これはかないまへんなあ!

 そして、重要なのは、こうした動きが大脳を介さず行われているということです。
 先日、東京の太極拳の達人、松原塾のタイチさん(⇐実名にあらず)がおっしゃっていたのですが、「こう来たらこう動く」という人間の動きは大脳を介して行われるので、どうしても遅くなってしまうのだそうです。これに対して、筋肉内のセンサーに刺激を与えて動く場合、もしくは小脳を介して動く場合は、とても速い動き(10倍以上⁈)になるそうです。

 そう言えば・・・
 松原塾長が相手と一瞬につながり、相手を崩す動きは、猫が獲物を捕獲する俊敏な動きそのもの‼

 まさに、ペイン松原大魔王改め、ペイン松原ニャンコ大魔王‼
 そして、合気レンコウ塾改め、合気ニャンコウ塾‼

 おあとがよろしいようで・・・

合宿の様子を川柳にしてみました。

 会場に 合気求めて 50名!
 二日間 和気あいあいと 心地よく
 バイキング 食事に群がる 野獣かな(失礼!)
 学び合い 成長し合い 帰途につく  

 TAKA

虹をつかんだ男のココだけの話「強化合宿」

11/5、6の二日間に渡り、愛知県豊橋市において、第2回合気練功塾全国強化合宿が行われた。全国5ヶ所ある練功塾からの塾生に加え、個人レッスンの人達も津々浦々から参加されて、総勢約50名での練功となった。

そこで行われた内容は、3点バランスの徹底と五元~九元を使った合気揚げで、塾長の指導の下、相手を変えつつ、繰り返し練功し、限りある時間を有意義に使えたと思う。

そして、去年も参加された人達は、さすがに、日頃から練功を積んでいるので、以前より上達しているのが目に見えてわかったし、初参加の人も、最初戸惑っている方もおられたようだが、休み時間にも、暇を惜しんで貪欲に勉強されていて、次に会う時には間違いなく上達しているはずである。

そして、この合宿に参加して、最も印象に残ったのは、どの練功塾で練功したとしても、得られる技術に関しても、情報に関しても、各地で大きな差が無いという事実である。
他の団体もいろいろと見てきた私としては、この事実にとても感動した。
練功塾以外で技術習得を目指した事がある人は、思い当たると思うのだが、他の団体では、そもそもセミナー以外で、指導者が出向く事はない。なぜなら、参加者を入門させる以外に行く目的がないから。そして、行ったところで、自分の技術を披露するだけで、種明かしをする事はない。だから、当然、いつまでたっても指導者以外に出来る者がいない。何度行っても、その場の雰囲気は体験入門そのものである。

これらの差は、やはり、指導者の熱意の差から来るものであろうと確信している。
合気練功塾で塾長や院生の方が、定期的に各地に出向くのは、塾生の上達を願ってであり、人を勧誘するためではない。今いる塾生の実力の底上げを第一課題としているがために、新規入門者を募るセミナーも中止している程である。
そして、その環境下で本物に触れている我々塾生も、技術を自分のものにするのはもちろんの事、更には、教わった事を仲間で共有したいという感情で溢れている。結果的に、このような“想い”が相まって、相乗効果で全ての塾の底上げが均等に出来ているのだと思う。だから、他には例を見ない様な合気の“水平展開”を推進出来ているのだ。

これからもこの流れについていけるよう頑張りたい。

はやく仙人になりた~い!「うんこ座りの達人」

先日、仕事でアルゴン溶接をしている会社へ訪問させて頂きました。

自分もガス溶接の資格を持っており、「溶接って大変ですよね〜」から始まり、溶接について色々教えて頂きました。

何が大変か?と言うと、狭い場所の配管溶接。

丸い配管は溶接時に、配管側を動かすのではなく、自身が配管に沿って溶接しなければなりません。

そこで「ヤンキー座り」「ウンコ座り」が出てくるのです。

練功塾にも「ウンコ座りの達人が居ます!」

その方は、溶接の会社を経営されており、しかも工業大学で溶接の講師もされている超達人!

溶接はウンコ座りが出来ないと仕事が捗りません。しかも溶接棒と溶接トーチをミリ単位で動かし、何時間も作業をされるそうです。

ココからは想像の話です…。
↓↓↓↓↓↓
溶接しながら動く時、多分ですが腕を動かすと言うよりも、足裏→足首→膝→鼠蹊部→腰→肩甲骨→肩→肘→手首と連結して移動するのではないでしょうか?(ウンコ座り站樁功?)

実際に自身もウンコ座りをして、両腕を伸ばして動きましたが、とても無理でした。(重心が移動できない。居ついてしまう)

コレって3点バランスと似ている様に思いませんか?

合気道で膝を着いて移動するよりも難しいかも?

ウンコ座りをしながら移動(踵をつけたまま)は難しくても、立つ事は出来ました。

膝に手をついて立つのではなく、腕を伸ばした状態で立ち上がる。

腕を伸ばしたまま中腰状態で、誰かに腕を左右どちらかに押してもらって下さい。

その時、全身が吹っ飛んだら、全身が繋がっている事になります。

ウンコ座りをして動く練習もアリかも知れませんね!足首も柔らかくなるし。

レポート書きながらふと思ったんですが、相撲の練習で似た様な事していませんでしたっけ…?

まいっか(^^)。

日々是合気「合気練功への誘い」

練功塾も2016/9/11に体験で訪れて、

はや6年長くもありあっという間で

もある

昨今やっと合氣の一端を垣間見る

ことが出来る氣がする

振り返ってみて

今までは基礎の基礎

合氣の練習をするための地均しを

してきたのだなと思う

塾生のレベルも上がり

まさに合氣の門を皆でくぐらんと

するときに自分も共に居ること

感慨深いものがある

これから練功塾に入塾される方は

幸いである

合氣の感覚を知り学び方を知り

伝え方を知る

理屈だけでなく実践する先輩諸氏

とともに練功できるのだ

たけぞうが6年掛かったことが

一年いや半年もかからず

身につくことだろう

独自に一人で求め苦しむのも良い

しかし周りが当たり前に行ってい

るのだからその中で練功すれば

すぐに当たり前にできるようにな

そして全員が楽しく共に達人に

なっていく

誰か一人だけが合氣の世界に入る

のではない

皆で合氣の世界を楽しもう

それが松原塾長の想い

そして塾生の想いでもあります

ともに合氣を求め楽しみましょう

         byたけぞう

Tスタイル ~合気練功の日々~「上達?」

 皆さんもご存じかとは思いますが、合気練功プロジェクトのホームページに「仲間の上達を喜べない方は入会をご遠慮いただきます」という一文があります。

 実はここが、合気練功プロジェクトが他の武術団体とは大きく違っている点だと思います。
 どちらかと言うと「不断の努力」、「精進」、「切磋琢磨」、「己に勝つ」という武術のイメージからすると、この一文はとてもソフトなイメージに思えてきます。
 しかし、これが合気練功の奥義なのです。(言っちゃった!)

 つまり、相手とつながり、相手の反射(できれば神経レベルで)を引き出すことが術理の根幹にあり、自分だけ上達するということはあり得ないのです。
 一生懸命につながろうとしている相手に、こちらもつながるよう働きかけることを怠ってはいけないのです。言い換えれば、普段の練功でつながりやすい身体をつくっておかなければならないということです。
もちろん、あえて身体をつながりにくくして、それにつなげていく練功の仕方もあるのですが、それは次の段階です。

 あの人よりも自分が上手いと考える(自己満足する)ことが、既に合気練功プロジェクトの理念から外れてしまっているのです。
「みんなで楽しい達人集団を目指す」とは、言い換えれば「自分一人だけで上達することはできない」ということなのです。

 松原塾長いわく「経験年数が・・・なんて言っても・・・」「所詮みんな下手ですから!」⇐さすが、恐怖のペイン松原大魔王!!!
そうですよね~、塾長!

今月の川柳

自分だけ! 思った瞬間 下手になる
教えるぞ! 学ぶ心を 忘れてる
大魔王 普段の努力を 忘れない

                   TAKA