3/31(日)に第一回全国講習会 in 東京が開催された。
私も久しぶりに新幹線に乗り上京した。
ここでは、北海道から大阪まで30名ほどの塾生が集まり合気のタネの獲得を目標に一致団結して練功が行われた。
練功は2班に分けて行われ、A班は、いつも塾に参加していて、合気のタネの感覚をすでに知っている人で、その感覚を“いつでも、どこでも、誰とでも”出せるよう、再現性を上げるべく、相手を変えつつ繰り返した。
また、B班は、個人レッスンの人や、塾に入って日が浅いため合気のタネの感覚に乏しい人や、感覚自体知らない方々で、その人達にも、1日で感覚を確実に掴んで、使いこなせるレベルに上がってもらうための練功環境を用意した。
それは、塾長から出される課題を迷う事なく遂行出来るよう、感覚の取れる研究生が一人ずつ付き、分からない事を丁寧に説明するのはもちろんだが、必要な感覚を何度も体感する事で自分の物にしてもらい、徐々にレベルを上げながら、A班同様に、初級、中級、上級と全ての課題をこなすという事であった。
そして、これらは、終始、副長と院生がフォローするという万全の体制で執り行われ、たった3時間の講習会ではあったが、皆にとって密度の濃い練功になったと思う。
実際に、来た時には不安な顔をしていた人も多かったのだが、帰る時には皆さん喜色満面で、満足度が高かったように思えた。
まさに、「楽しい達人集団を目指す」を地で行く講習会であったと思う。
講習会の後は、居酒屋で懇親会も催され、私は二次会も参加して、先輩方と親交を深めて帰って来た。