日々是合気

日々是合気「合氣の階段」

初心の頃はゴムの感覚とか四元五元とかどうやったらできるかと試行錯誤した

方法を考えた
しかし方法論ではいかんともしがたい処がある

結局は存在していないものを
扱わなければならない

無いものを有るとして
体感としておとしこまなければ
ならない

イメージすれば良いのか?

正解でもあり不正解でもある

体感として自分のなかにあり
対峙する相手に反応があれば良い

彼我の別なく同調する
果ては宇宙と一つとなる

そんなオモイと実感が植芝翁や
佐川師にはあったのだろう

今その究極にいたるステップが
松原塾長により解明され誰でもが
その階段を昇ることができる

ぜひその階段を体感しに練功塾に参加してほしいと思います

ともに合氣の階段を登りましょう!

byたけぞう

日々是合気「合氣を掛ける」

相手の肉体に技を掛けているのではないのだろう

では、何に掛けているのか?

それは、恐らく相手の身体の情報に働きかけ、その情報を書換えているのだと考える

相手を観察することがとても
重要であるし
自分自身をとても精密なセンサー
にしていく必要があることは
塾生はみな理解している

しかし、相手の肉体を探ると意識しては多分粗いのだ
相手の身体意識、あるいは無意識領域にアクセスするわけだ

塾長がいつも云われる「相手の無意識反応を引き出す」
それを実現するには、肉体にアプローチしては為されない

相手の無意識の領域にアクセスし、情報を書換え、観察をする
これは通常の物理学の領域ではない

量子の世界、これこそ虚の世界
その入口が3点バランスであるし
その大本には、ゴム感覚の創造も
とても重要なことだ

無いものをあると感じ、それを
使い熟すには左脳的思考ではたどりつけるものではない

ひとつのトランス状態でないと
ゴム感覚・磁石感覚〜等は見出すことはない

やはり背骨ゆらし・一元から○元までのカラダ作り・立禅がとても重要な練功だと氣付かされる

Byたけぞう

日々是合気「ちからは不要」

3点バランスがとれていれば「ちから」は不要です。

ほぼ、みなさん出来るようになりました。凄いことです。

しかし、まだ誤解があるように感じます。それは、相手を挙げるための3点バランス、下げるための3点バランスと考える方も…

それだと、挙げるときの腕の上側に圧があり、下側には圧がありません。この時の相手は、その圧を「ちから」「力み」と感じるので
挙げを阻止することが出来ます。

腕の全周、上下左右そして前後に均等に圧が入っていると、相手は「ちから」「力み」「方向性」を感じることが出来ないので挙げを阻止することは出来ません。

合氣揚げのカタチを使い練功するのだけれど、挙げるための意識だけではなく、「相手と繋がる」「繋がり続ける」ための3点バランスを追求しましょう。

理想の3点バランスは「全方向」あるいは「無指向」であると思います。球体のイメージが近いと感じています。

「ちから」「力み」が入るとかからないのは、全身のパーツのそれぞれの「ちから」の入り方に「粗と密」「濃と淡」が現れ弱い部分で崩れるわけです。

3点バランスが取れている状態は、そうではない、全身が均一な感覚だということです。

ですから、理屈として均等に力めたとしたら…3点バランスができていれば「ちから」が入っていてもかかります。

何をお伝えしたいのかというと
結局のところ、正しく3点バランスがとれれば、そもそも「ちから」は関係ないよ、と言うことです。

2023兎年、おおきな飛躍の年になりますよう、お互いに樂しく練功していきましょう。

よろしくお願いいたします。

       By たけぞう

日々是合気「全国強化合宿に参加して②」

去年と比べて
大きく変わったと感じたこと。

相手を崩した瞬間に
繋がりを切ってしまうという方がほとんど居られませんでした。

つまり、常に3点バランス状態を保っているということです。
『合気のカラダ』が標準装備となってきている。

全国の皆さんの上達を
肌で感じることが出来た合宿でした。

わたし自身も、常にそう有りたいとテレビを観ながら、駅で電車を待ちながらまた、電車に揺られながらetc.

常に『心地良さ』を味わうようになってきました。

以前は『感覚』を求めるあまりに却って身体の何処かにコワバリが出来てしまい『背骨ゆらし』『カラダ作り』が辛く感じたこともありました。

今はとても心地よいので、苦痛どころか常に味わっていたいと思います。

この日々の練功の答え合わせとしての、対人練功が出来る日曜日、金山での合気練功塾が楽しみでたまりません。

ともに達人を目指し
ともに練功を楽しみましょう。

byたけぞう

日々是合気「全国強化合宿に参加して」

11/5(土)・6(日)の二日間、豊橋のロワジールホテルにて、第2回合気練功塾全国強化合宿が行われました。

北は北海道、南は九州より合氣を求める同好の士が集いました。
それぞれがなにがしかの武道を極め指導される方、あるいは施術でゴッドハンドと呼ばれる方々。

そんなつわものたちが【あいき】をワードに和気あいあい練功を楽しみ、共に高め合う素晴らしい二日間でした。

今回は『受け手のレベルアップ』『心地良さの追求』の2つが練功のテーマでした。

受け手の重要性は古武道をされている方は良くわかると思いますが、練功塾においては本当に肝になるところです。

練功はともに成長するための稽古であって、勝負ではないので相手を潰すことがあってはならないのです。

心地良さも、受け手の練度によるところが大きいです。

今回、塾長、院生の方々の熱意あふれ、丁寧なご指導により、とても大きく前進したように思います。
参加者全員が成長した素晴らしい二日間。まさしく心地良さを味わうことが出来ました。

合氣は単なるテクニックではなく『在り方』『有り様』なのだと強く感じました。

合気練功は己の『在り方』を探求する【禅】の修行
二人組んでの練功は【動功】であり【組禅】

一人での【立禅】は、名称は違っても各武道にあります

組んでの【動功】で受け手に対する要求が、とても繊細で高度なことは練功塾の最も特徴的なことであり、かつ秘伝でもあります。

まだ、練功塾を体験されていない方へ、塾長はじめ練功塾ではその秘伝を惜しみなくお伝えします。

心地良さと繋がる不思議さを
是非、味わいに来てみて下さい。

by たけぞう