2022年 11月 の投稿一覧

はやく仙人になりた~い!「うんこ座りの達人」

先日、仕事でアルゴン溶接をしている会社へ訪問させて頂きました。

自分もガス溶接の資格を持っており、「溶接って大変ですよね〜」から始まり、溶接について色々教えて頂きました。

何が大変か?と言うと、狭い場所の配管溶接。

丸い配管は溶接時に、配管側を動かすのではなく、自身が配管に沿って溶接しなければなりません。

そこで「ヤンキー座り」「ウンコ座り」が出てくるのです。

練功塾にも「ウンコ座りの達人が居ます!」

その方は、溶接の会社を経営されており、しかも工業大学で溶接の講師もされている超達人!

溶接はウンコ座りが出来ないと仕事が捗りません。しかも溶接棒と溶接トーチをミリ単位で動かし、何時間も作業をされるそうです。

ココからは想像の話です…。
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溶接しながら動く時、多分ですが腕を動かすと言うよりも、足裏→足首→膝→鼠蹊部→腰→肩甲骨→肩→肘→手首と連結して移動するのではないでしょうか?(ウンコ座り站樁功?)

実際に自身もウンコ座りをして、両腕を伸ばして動きましたが、とても無理でした。(重心が移動できない。居ついてしまう)

コレって3点バランスと似ている様に思いませんか?

合気道で膝を着いて移動するよりも難しいかも?

ウンコ座りをしながら移動(踵をつけたまま)は難しくても、立つ事は出来ました。

膝に手をついて立つのではなく、腕を伸ばした状態で立ち上がる。

腕を伸ばしたまま中腰状態で、誰かに腕を左右どちらかに押してもらって下さい。

その時、全身が吹っ飛んだら、全身が繋がっている事になります。

ウンコ座りをして動く練習もアリかも知れませんね!足首も柔らかくなるし。

レポート書きながらふと思ったんですが、相撲の練習で似た様な事していませんでしたっけ…?

まいっか(^^)。

日々是合気「合気練功への誘い」

練功塾も2016/9/11に体験で訪れて、

はや6年長くもありあっという間で

もある

昨今やっと合氣の一端を垣間見る

ことが出来る氣がする

振り返ってみて

今までは基礎の基礎

合氣の練習をするための地均しを

してきたのだなと思う

塾生のレベルも上がり

まさに合氣の門を皆でくぐらんと

するときに自分も共に居ること

感慨深いものがある

これから練功塾に入塾される方は

幸いである

合氣の感覚を知り学び方を知り

伝え方を知る

理屈だけでなく実践する先輩諸氏

とともに練功できるのだ

たけぞうが6年掛かったことが

一年いや半年もかからず

身につくことだろう

独自に一人で求め苦しむのも良い

しかし周りが当たり前に行ってい

るのだからその中で練功すれば

すぐに当たり前にできるようにな

そして全員が楽しく共に達人に

なっていく

誰か一人だけが合氣の世界に入る

のではない

皆で合氣の世界を楽しもう

それが松原塾長の想い

そして塾生の想いでもあります

ともに合氣を求め楽しみましょう

         byたけぞう

Tスタイル ~合気練功の日々~「上達?」

 皆さんもご存じかとは思いますが、合気練功プロジェクトのホームページに「仲間の上達を喜べない方は入会をご遠慮いただきます」という一文があります。

 実はここが、合気練功プロジェクトが他の武術団体とは大きく違っている点だと思います。
 どちらかと言うと「不断の努力」、「精進」、「切磋琢磨」、「己に勝つ」という武術のイメージからすると、この一文はとてもソフトなイメージに思えてきます。
 しかし、これが合気練功の奥義なのです。(言っちゃった!)

 つまり、相手とつながり、相手の反射(できれば神経レベルで)を引き出すことが術理の根幹にあり、自分だけ上達するということはあり得ないのです。
 一生懸命につながろうとしている相手に、こちらもつながるよう働きかけることを怠ってはいけないのです。言い換えれば、普段の練功でつながりやすい身体をつくっておかなければならないということです。
もちろん、あえて身体をつながりにくくして、それにつなげていく練功の仕方もあるのですが、それは次の段階です。

 あの人よりも自分が上手いと考える(自己満足する)ことが、既に合気練功プロジェクトの理念から外れてしまっているのです。
「みんなで楽しい達人集団を目指す」とは、言い換えれば「自分一人だけで上達することはできない」ということなのです。

 松原塾長いわく「経験年数が・・・なんて言っても・・・」「所詮みんな下手ですから!」⇐さすが、恐怖のペイン松原大魔王!!!
そうですよね~、塾長!

今月の川柳

自分だけ! 思った瞬間 下手になる
教えるぞ! 学ぶ心を 忘れてる
大魔王 普段の努力を 忘れない

                   TAKA 

虹をつかんだ男のココだけの話「宝探し」

いつも弾力の事を書いている私であるが、今日書くお題も弾力である。

合気練功塾に入ってから、合気について、全ての事を教わってきた私であるが、動力源として“弾力”が使用可能であるという事を知った時の感動は今でも忘れられない。
しかし、それと同時に、この“弾力”について、知れば知るほど一般社会に生き、常識に囚われてきた私には、やはり、「自力で見つける事は、無理だな。」とも強く思う。

その理由としては、いくつかあるのだが、まずは、伸び縮みする素材として、衣類など身の回りの物に使われたり、形状を戻すための部品として我々の役に立っていたりと、物の一部として内蔵されている素材や部品としての働きの印象が強すぎて、人体にも備わっているという事実をほとんどの人が知らないという事。知っているのは、身体の構造の勉強をした人か、センスによって獲得した一流スポーツ選手くらいである。

次に、“弾力”という力をイメージしづらいという事。“弾力”というのは、「外力が加わって変形した物体が、もとの形に戻ろうとする力。」である。この定義をイメージするために、おそらく、常識的な教育を受けてきた者は、ゴムやバネを連想するのだが、ゴムは引いて戻るイメージはあるが、押すイメージが湧かない。逆にバネは、「バネがある」や「バネが効いている」など押して戻るイメージが優先する。つまり、別々の現象をいくつか同時に連想する必要があるため、端的に思い浮かべにくい。

そして、致命的なのが、現実世界の常識に囚われ過ぎている我々は、おバカな発想が出来ないという事である。例えば、現実世界において、ゴムを引く場合、自分が引く反対側を固定しておかないと引く事は出来ない。これが“当たり前”なのである。しかし、これを“当たり前”で済ませていると先が無いのだ。この状況を打開するには、現実の縛りを取り払って、発想の自由度を上げる必要がある。つまり、夢想、空想、妄想するのだ。仮想空間でゴムを引く場合は、イメージ出来るかぎり、方向や長さを問わず縦横無尽に引く事が出来る。例えば、自分と相手が繋がっている点を中心として、そこから双方向に伸ばす事も出来るし、自分側から相手側に入れ込む様に伸ばす事も出来る。また、予め張った状態のゴムを相手に握らせる事さえ可能であり、それを持たされた相手は、いきなりゴムが縮む事になるので一瞬のうちに自分では予期出来ない現象に巻き込まれる事になる。だから、びっくりして混乱してしまうのだ。
このように、自分が見ただけ、聞いただけ、触れられただけで思考が停止してしまい、“不思議”以上の感想が浮かばないのは、相手が入っている仮想空間に自分が入っていないためである。というより、仮想空間がある事を知らないために入る事が出来ないためである。
しかし、仮想空間に答えがある以上、仮想空間で探さない限り見つからない。現実世界には埋められていないのだから、当然出てくる筈もない。つまり、見つからないのは、探す場所を間違っているからだ。

そんなあなた方に朗報です。
こちらでは、その場所を特定しております。地図やコンパス、そして鍵まで一式揃えてお待ちしております。着の身着のままでいらしてください。優秀なガイドが目的地まで誘います。