2022年 7月 の投稿一覧

はやく仙人になりた~い!「隙間を埋める⁈」

七元は「意念で満たす」とされています。

「んっ⁈意念で満たす⁇」=「身体の隙間を埋める」そもそも七元を知らない方もいらっしゃると思いますが、七元は上級クラスとなります。

五元でも難しいのに七元の話しをちょこっとさせて頂きます。

一元から順番に二元・三元とゴムを弾いてゆくのですが、基本的に一元ができなければ次に進めません

例えば、二元ができても、一元ができてないと何の意味もありません

七元の「隙間を埋める」とはテンセグリティになるって事です。
(塾長曰く八・九…とまだまだ先はあるそうですが…。)

ご自身でテンセグリティを作ると理解しやすいと思います。

全てのストローとゴムが、均等にテンションがかかってないとキレイな形になりません。

七元は「全身が均等」にテンションをかける隙間が埋まる事だと思います。
 
という事は、合気の達人はどんな体勢からでもテンセグリティを作れるって事なのかも知れません。

ただ、原理原則が理解できたとしても、自転車の運転と一緒で、乗り方を学ばないと乗れない。

という事は、「合気感覚を知っている人」と練功しないと「合気が掴めない」という事になります。

「筋肉レベル」での身体操作で有れば、体験でも十分体感できます。

最近の自分は、どうしたら自身がテンセグリティの身体になれるか?を考えております。

一度、練功塾へ遊びに来てみませんか?

日々是合気「全国指導者講習会」

6/18,19と二日間にわたる全国指導者講習会に参加しました。

熱き志を持った、全国から集いし練功の士と共に過ごした二日間は、とても刺戟的でした。

松原塾長の合氣求道の想い・志に、皆共に共鳴し、大きく心と技の成長と前進がなされた二日間でもあります。

合気練功塾の大きな発展を予感させる合宿講習会となりました。

講習会以降にも井上副長より、深いご教示を頂きました。
胸に刻み、より良いお伝えができるよう精進いたします。

『常に機嫌よく』
『人に伝えるときは繋がりを切らない』

byたけぞう

Tスタイル ~合気練功の日々~「glo=グロー」

 6月18・19日に愛知県豊橋市で全国指導者講習会が行われました。全国各地から29名が集まり、練功尽くしの2日間でした。

 今回のテーマは「共鳴する心と技」
限られた時間ではありましたが、合気練功プロジェクトの指導者に相応しい人間力(姿勢、態度)、そして指導の在り方を参加者全員で追求しました。
 私はスタッフとして、その運営に携わることができました。速やかな進行にご協力いただいた参加者の皆さんには感謝、感謝です‼
ご指導下さった松原塾長、ありがとうございました‼

最近、(健康診断が近いので^_^;)短時間で効果的なエクササイズはないものかと探していたら、アメリカのGoogle本社社員たちが取り組んでいる最新エクササイズ「glo = グロー」が目に留まりました。
詳細は避けますが、一種類の運動の中に①大きな動き②パルシング③ホールドの3つの要素が入っているのが特徴です。①で身体全体を大きく動かした後、②のパルシングで小さく動くのですが、これがきつい!
大きく動くと身体の外側の筋肉も大きく動かすことになるのですが、パルシングで反動をつけずに小さく動くとインナーマッスルが刺激されるそうです。
そして、最後に③のホールド。これがまたきつい!止まっても身体の内部は動いている感じなので足がプルプルと震えてしまいます。

こ、これは、まるで練功⁉

大きく動いて型を覚えたら、動きを小さくすることで、より効果的に相手の身体に刺激を与えることができます。さらに、(内部を動かしながら)身体の外側の動きを止めることでいよいよ意念の領域に!(ほんまかいな⁉という大阪塾のメンバーのツッコミの声が聞こえたような・・・。気のせい?)

グロー、恐るべし!

(ちなみにインストラクターのSayaさんはとても素敵な女性です。早速、YouTubeのチャンネル登録をしました!)

皆さんも、ぜひチャレンジしてみてくださいね。

今月の川柳

頑張ろう! 練功もグローも 継続し
パルシング 無駄ない動きで 効果抜群!
(最新の)
トレンドは ヤクルト1000と グローです
(合気練功塾の)
トレンドは 腐った(失礼!)熟した桃と 手の内です
※ぜひ、気匠庵(松原塾長宅)の個人レッスンでご体験下さい。

 TAKA 

虹をつかんだ男のココだけの話「共鳴」

たった今、第一回指導者講習会が終わった。今月の締め切りに追われた私は、帰りの電車に乗りながら本文作成中である。

30人の志熱い者達が集まり、一泊二日で行われたわけだが、「楽しい達人」集団を目指す、合気練功塾ならではの実りある合宿であったと思う。実技指導はもちろんのこと、筆記試験に、夜は班別討議と盛り沢山で、厳しくも楽しい内容であった。

講習会のテーマは「共鳴する心と技」。独りよがりでは、合気の技はかからない。それはなにも技だけに限った話ではない。技を掛ける時に、自分の都合だけで、相手の事を考えずに力任せに動いても、その力は相手の力とぶつかってしまう。その事は、皆さんも経験上よくご存知だと思う。でも、本当は、それ以前の問題なのだ。
相手に触れる前の対峙した時点で意識がぶつかっているのだ。“やる気”が漏れ出た時点で相手に警戒されてしまう。だから、その時点で失敗が決定してしまう。考えてみれば当然の事だが、合気が成立するのは、相手の邪魔をせず、相手のやりたいようにさせてあげるしか正解はないのだ。「相手に技を掛けてもらう」という様なマインドを持っていないと、どこかの段階で相手と“ぶつかる”事は避けられない。

しかし、もう一段階深く考えてみると、これらの事は、合気修得の本質にまでは達していない事が分かる。
つまり、今回のテーマが提起しているのは、日常から「ぶつからない」という事なのだ。合気の練功をしている時だけ気をつけるのでは足りない。そもそも、普段、生活をしている時に、相手に敬意を払えない者が、技を掛ける時だけ相手に敬意を表する事など出来るはずが無いのだ。
だから、常日頃から人と接する時に、その人が心地よくいられる様な態度で接する必要があるのだ。

そのために一番良い方法は、自分が機嫌良くいるという事である。機嫌の良い人に対して、マイナスの要素を抱く人はいない。もしいるとすれば、その人は元々、何らかの理由で自分の事が嫌いなのだ。

そして、もう一つ、今まで生きてきた事で強烈な思い込みがある。何か良い事が起こらないと自分の機嫌が良くならないのだ。
これは、「機嫌が良い・悪い」を運や結果など、外部要素に決められているからである。その時の感情によって気分が悪くなるのだ。

その思い込みを理解して、今後、自分の機嫌は自分で取ると決める事だ。運や結果を吟味して感情を揺さぶられる事なく、自分自身で判断を下す。それさえ分かっていれば、自分の機嫌は自分で取れるだろう。

まず、常日頃の他人との接し方を見直したいと思う