2022年 10月 の投稿一覧

はやく仙人になりた~い!「身体の繋がりは携帯電話(スマホ?)の基地局と一緒」

昔の携帯電話は、基地局が少なく田舎に行くと、電波が切れてしまう事が多かったり、車で移動中、会話してると途切れたりしました。
 
身体の繋がりも一緒で、ちゃんと繋げないと合気は入りません。
 
今、YouTubeとオンライン講座で紹介してる「力学的」は基本中の基本となります。
 
まず、「力学」で身体を繋げる感覚を身につけてから、ステップUPした方が合気を理解し易いと塾長はおっしゃいます。
 
〈参考動画〉
 
 
 
YouTubeではオンライン講座の切取り部分を配信してるので、ご興味のある方は「オンライン講座」をおすすめ致します。
 
〈オンライン講座案内〉
 

 

日々是合気「繊細さを身に付ける」

「繊細さが必要なんですね」

そうです、繊細さはとても大切だと思います

「どうすれば繊細さが手にはいりますか?」

よく観察すること
まずは自分の身体を観察すること

背骨のひとつひとつを感じながらゆっくり動くこと

出来る限り動作は大きく

正しく大きく動くことはとても重要なことです

「骨を1個1個意識なんてちょっと無理です」

確かに簡単ではないけど、相手がそれを出来てるなら、その相手には敵わないことになります

まずは自分自身を見つめ観察しましょう

肉の眼で見つめココロの眼で骨を観て感じてバランスを観察して繋がりを感じましょう

カラダの中にあるベクトルを捉えましょう
ベクトルが逆でも現象は一見同じことが出来ることもありますが不正解です
つぎの段階への躓きになります
正しいベクトルを捉えましょう

自分の内部を観察しながら大きく伸びのびとうごきましょう

背骨ゆらし」を大切に丁寧に大きくね
何でもたいていの道は最初にやることが極意に通じてるものだよね

by たけぞう

Tスタイル ~合気練功の日々~「伸びたものは縮む」

 ようやく暑さもやわらぎ、過ごしやすい季節になってきました。天気の良い日は屋外で練功するのもお勧めです。私は愛犬の散歩の時間を利用して練功しています。皆さんも日常生活の時間をうまく利用して、練功してみてください。松原塾長いわく「やったもん勝ちですから。」

 練功塾の重要な術理の一つが「伸びたものは縮む」です。ある本を読んでいたら、「筋肉が伸ばされると元の長さに戻ろうとする反射」と定義し、この現象を伸張反射と表現していました。
 しかし、厄介なことに伸張反射はそもそも意識的な反射ではないのです。つまり「伸びたものは縮む」ことを意識してしまうと、無意識レベルの伸張反射にはならず、相手に反応されてしまうのです。つまり、「伸びたものは縮まないといけない!」という脳からの指令を受け、無理やり縮もうとする「なんちゃって伸張反応」になってしまうのです。

「なんちゃって伸張反射」から脱却する為には・・・
素直に身体が反応できるよう練功することが必要です。

練功法①
身体の前にある物(例えば壁)に両手の平で触れて、それを押す。その押した反力を受けて後ろに跳ねる。つまり、逆転の発想「縮んだものは伸びる」です。

練功法②
右手首(左手首)を左手首(右手首)で持ち、そこを固定して斜め後ろに身体を伸ばす。(その際、腕を完全に伸ばしきらないように注意する。)そしてその反動でおじぎをするように頭を前に倒しながら前に一歩出る。(練功塾のウォーミングアップの一つ)

練功法③
輪ゴムの両端を両手でつかんで、ゆっくり伸ばす。それに合わせて身体全体の筋肉を伸ばしていく。(伸びていると思うことが重要。)そして、輪ゴムを緩めると同時に身体全体の筋肉を縮める。(縮んでいると思うことが重要。)

 実際には、身体の様々な筋肉が影響し合いながら複雑に伸びたり縮んだりする(テンセグリティのように)ので単純ではないのですが、疑似体験を積み重ねていくことが大切です。
 みなさんも工夫して練功してみてくださいね。

今月の川柳

慎重に(しんちょう)に  伸張(しんちょう)反射を 考える
どうするの? 考えすぎると 動けない
伸ばしたら 縮んでみよう 無邪気にね
ビヨーン ビヨーン ビヨヨヨヨーン(^^♪

TAKA 

虹をつかんだ男のココだけの話「研究発表」

只今、練功塾に参加してきた。本日は、いつもの練功の他に研究発表という重責を担っていたため、数日前から題材を探していろいろ考えを巡らせていた。考えに考えたがやはり、題材は「弾力」。毎回のように取り上げているテーマだが、“弾力”を使えるかどうかが、初歩的ではあるが、合気っぽい現象が起こせるかどうかの分岐点であると思っている。“弾力”を理解し、順をおって発展させて行けば、やがて合気に到達する事が出来るが、“筋力”の沼にハマっている限り、最高に上手くいっても体術の域を出る事はない。だから、“弾力”は合気への入り口といっても過言ではないと思う。

しかしながら、今回取り上げるのは、この発表内容ではない。研究発表が出来る位に揃っている、合気練功塾の人材であり環境である。練功塾では、本日私が行った様に、10人を超える人間が持ち回りで、自分が仲間に伝えたい事や、共有すべきであると思う事を5~10分程度にまとめて発表する機会がある。そのような機会があるということは、裏を返せば、それだけ在籍者が考えながら練功を行っているという事である。
ここは、他の組織のように、怪しげな感覚だけ得意げに伝えられて、カラクリについては“謎”で、会得するための“眉唾”な練習方法を授けられ、「合っているのか、間違っているのか分からないが、信じてやるしかない。」というような悲壮感漂う場所とは違うのだ。
感覚だけでなく、原理も余すところなく伝えられるので、「なぜそうなるか」という理由もよく分かり、とても安心感がある。ここは、全員に成功するための解答を与えてくれる。
だから、ある程度の期間、ここで練功を積んだ者であれば、自分の課題であったり、勘違いしていた事であったり、上達するポイントであったりを、皆と共有したいと思うようになる。
そして、“楽しく達人を目指す集団”を掲げる組織の一員として、皆、「取り敢えずやってみて何回か成功すればラッキー」的なレベルではなく、「10回やれば10回、100回やれば100回全てを当たり前に成功する」再現性を追求するのはもちろんの事、それ以上に、新人を短期間でベテラン化出来る組織を目指している。どういう事かというと、例えば、私は、自分が5年間掛かって上達してきたものを、自分が上手くいかなかった原因解析したり、自分がモノにしてきた上達のポイントをまとめたり、伝えるべき事や方法を吟味したりして、新しく入ってくる人にはできるだけ足踏み期間が出来ない様にしたいと思っている。そして、他の塾生も当然、思いは同じなので、色々な人から話がきける。そのアドバイスを参考に練功を積めば、長年いる人のレベルにも1年位で到達出来る。そして、これらの組織全体の底上げは塾長以下全員の“想い”である。

こんな集団、どこ探しても他に無いでしょ?