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日々是合気「『足裏感覚』あっ?ほんとに足がある!!」

足裏の感覚

自分なりに「あっ変わったな」「レベルアップしたかも」と感じた時のお話し。
他人より運動能力、感覚が格段に鈍いので正直『足裏感覚』を長い間、本当に掴めずにいました。
なにしろ小学校、中学と体育と音楽は通知表に「1」か「2」しかもらったことがありません。

そんな感覚の鈍い私なので、何年経っても「まだ足裏わからないんですか?」と塾長にも飽きられる始末。
それが、ある時「おっ?脚がある。足裏もある!」という瞬間が訪れました。
その感覚があると今まで難しく感じていたことも、面白いように出来るようになって来ました。
その時から、やっと少しつつ合気練功が進みだしたという所です。

どうやって『足裏感覚』を掴んだかって?
それは…運動音痴の私が考えたことなので恥ずかしくてここでは明かせません。
直接、会って聞いて頂けれぱ、こっそりとあなただけにお伝えしますね。

byたけぞう

Tスタイル ~合気練功の日々~「見えない世界」

 私事で恐縮ですが、年末から鼻づまりが酷く、1月に副鼻腔炎(ふくびくうえん)の日帰り手術をしました。
長年(十年以上!)悩まされてきた鼻づまりが解消され、口呼吸中心から鼻呼吸中心の生活へ。
大げさなようですが「世界が変わった!」と言えるくらい爽快な日々を送っています。
合気練功の世界でも、早く「世界が変わった!」と言えるように精進したいと思っています。(うーん、先は長そう・・・)

練功の大切なキーワードの一つが「外から中へ」です。
言い換えれば、外形から内形への転換です。
一系を例にしてみると、縦の圧を保持しながら後方斜め上のゴムを引き、さらに斜め下のゴムを引き・・・という一連の動きを身体でつくるのではなく、身体の中でつくるのです。
つまり、自分の身体の中でもう一人の自分が相手と練功しているようなイメージです。(こうした練功の仕方は、I副長も強調されています。いわゆる「小人」!)
そうすると、身体の中で練功している自分をもう一人の自分が俯瞰(ふかん)して見ているような感覚が現れます。(うーん、ちょっとオカルト的?)

ともすれば、人間は自分の目で見える部分を意識しすぎる傾向があります。
つかまれた手首を意識した瞬間、力が入り、相手の抵抗を誘発してしまいます。
この時に身体の見えない部分(身体の内部)に意識をもっていくことがとても大切です。

私が大好きな漫画「ナルト」では、ナルトの師匠の自来也(じらいや)という忍者が登場します。
彼と戦っている敵は、いつの間にか自来也の身体の中に取り込まれてしまいます。
そして、自来也のお腹の中でもう一人の自来也と戦うのです。これでは勝てるはずありません。

自分と相手ではなく、自分の中に取り込んだ相手と練功していると考えれば、無駄な力を使う必要もありませんね。
発想を変えてチャレンジしてみてください。
目指せ、自来也‼

今月の川柳
練功は 身体の中を 動かそう 
つかまれた 手首は捨てて 中を観る(見るではない!)
飲み込んだ 相手は何も できやせん(自来也)

TAKA

虹をつかんだ男のココだけの話「体験」

合気上揚げの動画を見ただけで、合気揚げが出来る様になる人はいない。

それはどんなに天才であっても例外ではない。
なぜそう言い切れるのかは、何度か説明してきたが、合気に触れた事の無い人間には「2人が手を繋いで立っている」外観しか映像として認識出来ないから。

しかし、合気揚げが出来る人は、同じ動画を見た時、「この2人はたまたまこの体勢で止まっているだけで、少しバランスが崩れれば、違う形に移行する」という事を理解している。

見た事しかない人は、その外観をヒントに体勢を作るしかないので、「2人は独立して立った後、お互いの手の平を上下に触れ合わせてじっと待つ」という事になる。

しかし、待てど暮らせど動画のように相手が揚がる事はない。だから痺れを切らして、筋力発動で抑え込まれる。という結果しか起こらない。

一方、経験を通し、合気の原理を理解している人が重視するのは、繋がった2人に発生する内部感覚である。

お互いがお互いを引き合っているので、気を抜けば相手の陣地に引き込まれてしまう様な張りを感じ、それに負けない様、意識の中で、自分の外側からも自分を引いて動かない様に我慢している。

我慢を辞めれば次につり合うべき地点までゴムの張力の影響を受け自然に動く。

どこのゴムを切るかによって上下、前後、左右、斜めなど縦横無尽に移動させる事が可能である。

だから、1人では不可能なアクロバティックな体勢も、2人であるからこそ普通に成立する。画の2人は今、“そこで”しかつり合いが取れない状態のだ。

今述べた様に、同じ画を見た場合でも、その人の経験値によって、何も起こらない形にも見えるし、今にも動き出しそうな形にも見える。

合気の内部感覚を知らない人は、画を見て形を作る事は出来ても、その状況から目標とする形に移行するためには、筋力を使うしか手立てがないのだ。

もう“詰んで”いるという事になる。

だから、結論として、この人のレベルで合気関係の動画を見ても意味が無い。理解出来る次元にいないのだから。見れば見るほど本質から遠ざかり、誤解が深まるだけである。

本物を知りたければ、本物に触れるしかない。感覚は体験でしか取得出来ない。見てるひまがあるのならば、合気練功塾に来られた方が良いと思う。

しつこいと思うがもう1度説明すると、この画の2人は地に足をつけて自立しているのではない。
2人の体は、お互いの足から足までをゴムで繋がって一つの物体の様相を呈している。
そして、この物体が、立体として地面に立っている様に見えるのは、接触点である手を中心にしてお互いに引き合っているから。

この引き合っているというのは、物理的に手が手を引いているわけではない。これは、“合気の次元”の話で、手が接触している“一点”から無数のゴムが放射線状に伸びていて対になっているゴム同士引き合いで2人を囲っている。

そして、これは、ゴムであるから中心は端を引き、端は中心を引いている。このバランスが成立していると膨張した球体の様に立体として存在する事が出来る。(テンセグリティ構造)

わかりやすく言えば、自分の足で立っているのではなく、本来なら倒れてしまう体勢を、内と外の張力の絶妙なバランスにより、無理矢理に倒れない様に起こされているのである

結論、視覚で合気は掴めない、まず、チャンネル(受信器)を合わせよう。

はやく仙人になりた~い!「犬の散歩で足裏感覚? 計量カップで足裏感覚??」

元旦の朝、ボーッとしながら、犬の散歩をしていた時の事です。

いつものごとく、糞を取ってる時に、愛犬リリーが急に引っ張り、つまずいて倒れそうになりました。

とっさに足が出て、倒れる事は無かったんですが、その時「アレっ⁈これって…」

上半身だけ?下半身だけ?それとも足裏から引っ張られて一歩、二歩と…。

オンライン講座で12月04日に掲載された「力まず崩すには」の前半を参照していただくと、
塾長が詳しく説明されてます。

この身体作りが解ると、松原合気で言う「筋力→弾力→磁力→磁気→合気」の「弾力レベル」かも知れません。

話を戻しますと、愛犬に引っ張られた時に無意識でこの感覚が出せるか?

引っ張られたから、引っ張り返すんですが…。(伸びたものは縮む)

だだ、この感覚がどの部位で引っ張り返すのか?が問題だと思います。

腕や肩で引っ張り返すのか?、それとも足裏から引っ張り返すのか?

愛犬リリーに、リードが張った状態で、団旗を持ち上げるようなイメージで引っ張り返すと多分
ギャ〜と鳴きます。(引っ張る方向もあります)

そんな事しませんけど…。

愛犬リリーとはリード(紐)だけの繋がりです。ゴム感覚を自身で作ろうと考えてると、リリーは違う所へ行ってしまうんです。

「リリー待って!」と言っても待ってくれません。

「時すでに遅し!」

でも、自分が愛犬に合わせる事はできるはず。

リードの張りや緩みで、愛犬(相手)との同調もできるかもしれませんね。

因みに昨年末の研究会で、塾長から皮膚感覚の説明時に「犬にも効果ありますか?」と質問したら、もちろん撃沈しまた(≧∀≦)。

隣りに居たTさんから「愚問だったね…」と慰めの一言。

でも、骨格や関節の数は違うかも知れないけど、人間も昔は四足歩行をしてたんだから…?。

テンセグリティを考えたら、人間も動物も関係ないのでは…?

遠心性収縮は人間だけなのか…?

人間は知能が高いから、他の動物とは違うのか…?

と、くだらない事を考えております。

ちなみに愛犬リリーは、トイプードル3才です。

参考にるか判りませんが、簡単な練習方法もお知らせします。

『1ℓの計量カップに水を注ぐ練習』
 足裏まで繋げられてるか?
 3点バランス「1」の練習

新年最初のレポートなので、ちょとだけ説明させていただきます。

5元を意識しながらカップに注ぐのと、何も考えずにカップに注ぐ。の違いを感じる。

腕、肩で支えてるのか?、それとも全身で支えてるのか?を感じる。

1ℓに到達する迄、少し時間があります。その時、色んな部位を意識してみてください。
「手首→肘→肩→肩甲骨→腰→膝→足裏」まで繋げられてるのか?感じる。

水がもったいないので、洗濯時とか、お風呂にお湯を張る時とか、何かのついでに練功して下さい。

姿勢は、立ち膝、正座、どんな姿勢でもOKです。

ただし、足裏まで繋ぐ感覚が解らない方は、立禅の姿勢が良いと思います。

「なぜ1ℓなのか?」
1ℓ以上だと重くて、感覚が分からなくなる。
500mlだと満タンになる時間が早すぎて分からない。
水量を少なくすると、奥さんに邪魔だと言われる。
私は加湿器担当なので、タンクに水を入れる時に練習してます。
他の研究生も書かれてますが、合気感覚を日々の生活に取り入れて、自分なりの練習方法を考えてみると
面白いのではないでしょうか。

私の書くレポートは「一般の方向け」のレポートなので、なかなか直接的な事は書けません。

もちろん、オンライン会員へのフィシングです(^^)。

オンライン講座の内容は、もっともっとマニアック満載です!

1ヶ月3,300円(解約無料)なので、ご入会されてみては如何でしょう?

1回、何十万円のセミナーよりはお安いかも(^^)。

今年もよろしくお願い致します!

日々是合気「思い込み」

合気の習得の妨げとして、既成概念があるようです。

ま、思い込みですね。

チカラ、腕力を使わなければ相手を動かすことは出来ないとか。
軸をしっかり立て、不動の状態でなければとか。

あと、気になるのが「今、出来ましたね」と伝えても首を傾げ「出来てません」とか「難しい・判らない」と言われる方が多い。

たしかに、100%ご自身で作り出していないと「自分でやったわけじゃない」
「何故、出来たか分からない」かも知れませんね。

でも、大切なことはその時の感覚を掴んで欲しいのです。
その「合気の感覚」を再現する事が合気を掴むコツとなります。

塾長や研究生に、合気を掛けられた感覚を身体に染み込ませておきその感覚をフィードバックすればOKです。

その感覚ありきで、3点バランス・丹田の確認をすればいいのですが、失敗する場合は、その感覚がない状態から動きで作ろうとしています

レモンをイメージします。
あなたの口の中に変化はありますか?。

レモンを食べたことのある方は酸っぱさを感じ、唾液が分泌されるのではないですか?。
何となくレモンをイメージしただけで身体は変化しました。

さらにレモンの縦方向を思い出します。
紡錘形ですね。
横方向は円です。
中身はタップリジューシー。

さらに、レモンが強化されました。

あとは、自分が動くか相手が動くかだけの話しです。

あと少しだけ、話しを続けます。
「分からない・難しい」と言わない方が良いかもしれません。
「合気を出来るよう学び続けます」も…。

脳は、
「分からない、難しい状態が望みなんですね。その状態を守りましょう」
「出来るよう学び続けたいんですね」
学び続けるためには習得しては駄目なので、出来ない様に働きます。

         byたけぞう