T-STYLE(研究生の雑記)

Tスタイル ~合気練功の日々~「木を見て森を見ず」

 最近、「合気」をワードにしたYouTubeの動画が数多く見られます。
 「皮膚感覚」、「脱力」、「伸筋を使う」、「接触面の維持」、「イメージ」など、多くの武術家がそれぞれの観点から「合気」の極意を説いています。私も視聴していて、「なるほど」と思うことも多くあります。
 しかし、動画を繰り返し視聴したところで、「合気」が使えるようになるわけではありません。また、講習会に1回(数回)参加しただけで「合気」を使えるようになるわけでもありません。

 それはなぜでしょうか?
 (あくまでも私見ですが・・・)こうした動画で取り上げられている、いわゆる「極意」と言われるものは「合気」の一要素に過ぎないということです。
 つまり、「合気のカラダづくり」という背骨に当たる部分がすっかり抜け落ちているのです。また、基本となるコンセプト(合気練功プロジェクトでいう「三点バランス」、「合気バランス」)が十分に説明されていません。
 まさに「木を見て森を見ず」なのです。

 私も合気練功プロジェクトでは古株になってしまいましたが、松原塾長の進化を目の当たりにし、お話をうかがう度に「合気」の奥深さを痛感しています。

 合気練功プロジェクトは、松原塾長が塾生のレベルアップに力を入れる為、しばらくの間セミナーの募集を停止します。(もちろん、個人レッスンや練功塾の体験参加はできますよ!)
 塾生の皆さん、達人目指して頑張りましょう‼

今月の川柳

合気はね 見ただけでは 身に付かず
講習会 参加したとて 身に付かず
一生練功 一生追求 山高し
高き山 みんなで登れば より楽し

今日もビールとハイボールを飲みながら、あれこれ考えています・・・ ← また飲んでいるのかーい⁉
大阪塾のTさん(河内のおっさん)、お互い飲みすぎに気を付けましょう!

                 TAKA 

Tスタイル ~合気練功の日々~「重くない重心?」

 7月9日(土)の北海道セミナーにスタッフとして参加しました。約3か月ぶりのセミナーでしたが、今回初めて参加された方も含め、皆さん熱心に練功に取り組んでいました。
 そして、何と! 秋から札幌塾がスタートすることが決まりました‼
 これで合気練功塾本部(名古屋)、松原塾(東京)、大阪塾、博多塾に札幌塾が加わり、ますます合気練功プロジェクトは発展していくことでしょう。(次は沖縄か⁉乞うご期待!)
 全国の皆さん、切磋琢磨して合気の達人を目指しましょう!

  1.  ところで皆さん、「重心」という言葉を聞くと、何を思い浮かべますか?
     重心という言葉からは、(その漢字からも)重く安定した印象を受けると思います。しかし、ある武術家のYouTubeの動画を視聴していたら、「重心は重さが集まる中心である」と定義されていました。言い換えると、重心とは身体のバランスをつかさどる中心であるということでしょう。
    つまり、重心は決して重いものでも、安定したものでもないということです。重心≒丹田と考えると、自由に位置を変える丹田と言っても過言ではないでしょう。(ほんまかいな⁉)
     さらに、別の武術家は、動き回る丹田を「ドローン丹田」と表現されていました。(う~ん、まさに言い得て妙!)
     合気練功塾本部でも、身体の中が常に動いていることを意識することの重要性が強調されています。
     重心は決して重くないのです!(目から鱗!)

今月の川柳

重心は 重くないんだ 軽いんだ!
重心は 高●純次のように 軽快に(軽すぎる⁉)
酔っ払い ドローン丹田 絶好調!

今日もビールとハイボールを飲んで、ドローン丹田を発進させるとしますか・・・ ← ほんまかいな⁉

TAKA 

Tスタイル ~合気練功の日々~「glo=グロー」

 6月18・19日に愛知県豊橋市で全国指導者講習会が行われました。全国各地から29名が集まり、練功尽くしの2日間でした。

 今回のテーマは「共鳴する心と技」
限られた時間ではありましたが、合気練功プロジェクトの指導者に相応しい人間力(姿勢、態度)、そして指導の在り方を参加者全員で追求しました。
 私はスタッフとして、その運営に携わることができました。速やかな進行にご協力いただいた参加者の皆さんには感謝、感謝です‼
ご指導下さった松原塾長、ありがとうございました‼

最近、(健康診断が近いので^_^;)短時間で効果的なエクササイズはないものかと探していたら、アメリカのGoogle本社社員たちが取り組んでいる最新エクササイズ「glo = グロー」が目に留まりました。
詳細は避けますが、一種類の運動の中に①大きな動き②パルシング③ホールドの3つの要素が入っているのが特徴です。①で身体全体を大きく動かした後、②のパルシングで小さく動くのですが、これがきつい!
大きく動くと身体の外側の筋肉も大きく動かすことになるのですが、パルシングで反動をつけずに小さく動くとインナーマッスルが刺激されるそうです。
そして、最後に③のホールド。これがまたきつい!止まっても身体の内部は動いている感じなので足がプルプルと震えてしまいます。

こ、これは、まるで練功⁉

大きく動いて型を覚えたら、動きを小さくすることで、より効果的に相手の身体に刺激を与えることができます。さらに、(内部を動かしながら)身体の外側の動きを止めることでいよいよ意念の領域に!(ほんまかいな⁉という大阪塾のメンバーのツッコミの声が聞こえたような・・・。気のせい?)

グロー、恐るべし!

(ちなみにインストラクターのSayaさんはとても素敵な女性です。早速、YouTubeのチャンネル登録をしました!)

皆さんも、ぜひチャレンジしてみてくださいね。

今月の川柳

頑張ろう! 練功もグローも 継続し
パルシング 無駄ない動きで 効果抜群!
(最新の)
トレンドは ヤクルト1000と グローです
(合気練功塾の)
トレンドは 腐った(失礼!)熟した桃と 手の内です
※ぜひ、気匠庵(松原塾長宅)の個人レッスンでご体験下さい。

 TAKA 

Tスタイル ~合気練功の日々~「皆さんはどう思 われますか?」

例えば・・・
ある武術家が、お弟子さんに技をかけている。
相手をかえ、次々に華麗に技をかけていく。
時には、相手に触れることなく、お弟子さんを投げ飛ばす。
その武術家は笑顔でこう言う。
「皆さんもできるようになりたいですか。」
「誰でもできるようになりますよ。」
「私は何十年も修行してきました。」

例えば・・・
あるマナー講師が、受講者を厳しく叱責する。
「下を見るな!」
「泣くな!いい年して!」
「何べん言うてもできんな、あんた!」
厳しい指導は続き、最後には笑顔で
「上品です。しっかりとできました。」とほめる。

皆さんはどう思われますか?
もちろん、賛否両論あるでしょう。
でも、私はこうした空間は苦手です。
向上心をもちながら切磋琢磨し、しかし、常に謙虚で、お互いの成長を喜び合えるような居心地の良い空間が好きです。
そうした空間をつくり出すためには、一人一人がどう向き合うかが問われます。

皆さんが合気練功塾に求めるものは何ですか?
皆さんは合気練功にどう向き合いますか?

今月の川柳
練功は 心とカラダを 育てます
練功を 終わった後は みな笑顔
目指すのは 完熟桃ペイン松原大魔王

(あー、今日も気持ちよく練功ができた。明日が月曜日でなければいいのに・・・もうじきサザエさんが始まるし・・・😢)
 TAKA 

Tスタイル ~合気練功の日々~「杖と愛」

 温故知新。故きを温ねて新しきを知る。

 塾長の進化が止まりません。それと同時に指導の仕方も日々変化(進化)しています。塾長に指導していただく際、「前回とは違うぞ!」と思われた経験を持たれた方も数多くいるのではないのでしょうか。
 合気練功塾では古株になった私にとっては、Windows11にバージョンアップしようとしても、本体の機能がチープすぎて、エラーが出てしまうといった状態です。

 しかし、以前に塾長がおっしゃっていた言葉が今になって実感できるということもあり、「合気の進化は螺旋状」(同じ所をぐるぐる回っているようだが、確実にステージは上がっているという意味)であることを実感しています。

 最近、実感しているワードが「相手の杖になる」です。(懐かしい・・・)

相手に腕をつかまれた際、軽く上に圧をかけ、相手の重心を僅かに前に引き出しながら相手の足裏と自分の足裏をつなげる(=相手とつながる)ことを、「相手の杖になる」と表現しているのです。杖を突く際は軽く杖にすがり、身体の重心が僅かに前方に移動することを指しているのですが・・・ まさに言い得て妙!

自分が相手の杖になり自由に動けば、相手は杖を頼りに大きく動きながら身体のバランスを絶妙に保っている間寛平状態になってしまうのです。(昭和の吉本新喜劇に詳しくない方スミマセン!)

 皆さんも杖になることを意識して練功してみてください。
 
 話は変わりますが・・・
I副長は最近「愛」という言葉を時々使われます・・・・・^_^;

 完熟桃ペイン松原大魔王が「相手の杖になれ」と説き、最凶麦酒好合気職人のI副長が「愛」を謳う・・・・・
 ヒェーーーーーッ!!!

今月の川柳
杖になる 優しい気持ちが 必要です
つかまれた いえいえ違う つながった
進化する 塾長そのうち 空を飛ぶ⁉(オカルト!)

TAKA