はやく仙人になりた~い!

はやく仙人になりた~い!「グー/チョキ/パー体操5」

先回、説明させて頂いた「右手、右足」「左手、左足」のエクササイズゴムを使ったゴムの感覚がわかってきましたでしょうか?

ただゴムを伸ばしたり、縮ませたりしているだけでは何も感じないと思います。
腕の筋力で上げているだけなので、肩と腕が疲れるだけ。
エクササイズになっていますので無駄ではありません。
というのは冗談で「引っ張る感覚」を知っておかないと次に進めないからです。

練功塾では「テンセグリティ構造」が重要と言われております。

引っ張る感覚が分かったら、次はゴムを張った状態で止まっていただきます。
考え方を変えて「ゴムを引っ張るのではなく、ゴムに引っ張られているんだ!」と集中してみて下さい。
重要なのは、ゴムを引っ張るのではなく、身体がゴムに引っ張られるテンセグリティ構造になる事です。

ゴムに引っ張られるという言葉は、イメージが強く残ってしまうので「ゴムに引き戻される感覚」が大切です。

今まで、力を込めてゴムを引っ張っていたのに「ゴムに引き戻される感覚?」と思われるかもしれませんが、副長がよく言う「信じる者は救われる」に従って思い込んでください。
意識を変えると、使っている筋肉の場所が変わりませんか?

「腕・肩」⇒「背中」の方へ筋肉の使っている場所が移動しましたよね?
外観を変えず「引っ張っている」⇒「引き戻されている」と思い込み、意識を変えることで使っている筋肉の場所が変わるはずです。

これが「内部感覚」です。
(習得プログラムで言うなら初級から中級の入り口くらいです。)

「ゴムに引き戻されるのをガマンする」だけで身体の内部感覚が変わるって、凄くないですか?

感覚が出ない方は少しずつ、力感を緩めていきます=ゴムに引き戻される感覚(テンセグリティ構造)

ゴムの硬さは、弱いゴムが良いと思います。
強いゴムだと筋力を使いすぎて「ゴムに引き戻される感覚」が分かりづらいと思います。

あまり緩すぎても、ただ立っている(自立)だけでバランスがおろそかになってしまいます。
ゴムはいろいろ試してみると良いかもしれません。

ゴムの長さは3点バランスの絵を参考にしてください。
ちなみにHPでは公開していませんので、YouTubeを何度も観て探してみて下さい。
(ヒント:ホワイトボード)

練功塾では、この内部感覚を掴むために、あえて地味な練習をしております。
大きく腕や足を動かしていると力感が出てしまい、繊細な感覚が掴めない。

塾長がよく言われる言葉で「腕を上げるだけで筋肉は使っている」。

「腕を上げるだけで筋力を使っている」と言うことは、上級に上がれば上がるほど繊細な練功となります。

ただ内部を使うので、慣れないと脳がパニックを起こして汗だくになったり、筋肉痛にもなったりします。
(経験者なので)

今回「グー/チョキ/パー体操」にはふれていませんが、指先を意識するための訓練なので、意識できるようになったら下記をやってみてください。
 普段から軽く手足の指をグニュグニュ動かす。
 普段から意識ができるようになれば、手足の指を動かさなくてもOKです。
 靴を履いても、意識があればOKです。
 幅の狭い靴を履いた時に意識すると浮いた感覚になる事があります。

あと、「引き戻される感覚」と「グー/チョキ/パー体操」を同時にやってみて下さい。

ゴムを「引っ張っている状態」で「グー/チョキ/パー体操」は簡単にできると思います。
「引き戻される感覚」で「グー/チョキ/パー体操」はなかなか難しい。
多分、別々の動きになると思います。

上記のやり方で、手足をグニュグニュ動かしていると、だんだん「○○の手」になってきませんか?

はやく仙人になりた~い!「グー/チョキ/パー体操4」

前回の練習では、背もたれのない椅子に座って行いました。
腕を下ろすと倒れる感覚が掴めたら、次は立って練習してください。
このとき、「手を下ろしたら倒れてしまう⇒手でバランスを取っている」と意識することが重要です。
頭や腰の位置を考えすぎると、手でバランスを取ることを忘れてしまうので注意が必要です。

以前読んだ本では、A4コピー用紙2枚に大きく「T」の字を書いて床に並べる方法が紹介されていました。
横線をくるぶしに合わせ、縦線を中指に合わせて立つと、百会と会陰を結んだ中心線の状態になります。
この方法は、親指に力が入らない立ち方とも書かれていました。

最後に、百会と会陰を結んだ状態で、倒れないように腕でバランスを取りながら(全身のゴムを上に引く感覚で)、グー/チョキ/パーを意識しつつ3点バランスを行います。

エアー3点バランスの練習は難しいため、感覚のわかる方と一緒に行うのが理想的です。
しかし、一人で練習する場合は、100均で売っている柔らかいエクササイズ用のゴムを柱に低い位置で結び、相手の手の代わりとして使うと良いでしょう。
ゴムを握らずに手に引っ掛けてライン方向へ上げて練習するのがポイントです。

または、エクササイズゴムを「右手と右足」「左手と左足」と繋げ、足は土踏まずで踏み、手は手首に引っ掛けてライン方向へ上げる方法もあります(椅子の練習でも使えます)。

足の親指に力を入れず、小指球側で踏むことを忘れないでください。
ゴムが外れたら後ろに倒れてしまう感覚を忘れずに。
グー/チョキ/パーも忘れずに意識しましょう。

一般公開していない詳しい内容については、「オンライン会員」にて説明しております。
興味のある方はぜひオンライン会員にご登録ください。

はやく仙人になりた~い!「3点バランスでグー/チョキ/パー体操3」

前回は手と足の「指先」先端まで意識する練習でした。
今回は、椅子に座ってグー/チョキ/パーと声を出しながら「リズミカル」に動かす練習です。

三点バランスは、立って練功するのが基本ですが、椅子に座っていてもできます。
と言うか、「どんな体制からでも出来る様にしなさい」と塾長は仰います。

1. 背もたれのある椅子に座って、足を上げ、腕はリラックスをして、だらんと力を抜いて下にぶら下げてください。

2. その体制で、「グー/チョキ/パー」と声を出しながら「リズミカル」に動かす。

3. 徐々に手指と足指「グー/チョキ/パー」を早くしてゆきます。

4. 早く動かすと、手指と足指の「グー/チョキ/パー」がバラバラになってきませんか?バラバラでOKです。
「グー/チョキ/パー体操」は指先へ意識を向ける訓練なので、グーでもパーでも何でも良いんです。

5. 背もたれにもたれながら、同時にだらんと落としていた腕を「グー/チョキ/パー」をしながら少しずつ上げてみて下さい。

6. 手足の「グー/チョキ/パー」をやりながら、後ろに倒れるギリギリまで攻めてください。

7. 腹筋は使いません。
ただ、上げてゆく手とバランスをとりながら倒れるギリギリまで重心を移動。

8. その感覚が掴めたら、椅子を横にして(背もたれが無い状態)「7」を練習してください。
ギリギリまで攻めたら手をストンと下に落としてください。
(後ろに倒れて、後頭部や背中を打ちますので怪我をしない様にしてください。
ベッドで練習した方が安心して転倒できるので安全です。)

9. 後は、オンライン講座で3点バランスの原理を詳しく紹介されています。

一般YouTubeで紹介している動画はほんの一部です。
もっと詳しく知りたい方はオンライン講座をお勧めします。

はやく仙人になりた~い!「3点バランスでグー/チョキ/パー体操2」

前回はやり方の説明だけでした。

今回は上手くできない方や、何の感覚も出ない方もいらっしゃると思いますので、もう少しご説明させていただきます。

手足を動かすの、難しくないですか?手指を意識すると足指がついてこなかったり、足指を意識すると手指が付いてこなかったり、意外に手と足がバラバラに動いてイライラすると思います。(自分がそうでしたから)

この練習は、指先まで意識する練習です。

手指と足指がバラバラになる方は、素振りでは無く「腕を前に出した状態でグー/チョキ/パー」の練習をしてみて下さい。

《手の使い方》
①「手のグー」は親指を立てたグー(goodのグー)。
②「手のチョキ」は昔の関西の人のチョキ⇒親指と人差し指でチョキ。
③「手のパー」は普通のパー。
※全て縦拳で行ってください。
※親指は「足からのライン」を意識してください。

《足の使い方》
①「足のグー」は普通にグー、地面を握る?掴む?。
②「足のチョキ」は親指を上方向へ、他の指4本は地面を握る?掴む?。
③「足のパー」は全部の指を上に伸ばす。グーの逆。
※足裏は母指球をなるべく地面に着けない。
※足裏はペタッと地面に着ける。

まずは、手指、足指に意識を持ってゆくことをお勧めいたします。

現在オンライン講座を受講されている方は、再度オンライン講座を「読み返す」事をお勧めいたします。

はやく仙人になりた~い!「3点バランスでグー/チョキ/パー体操」

3点バランスは全身を繋ぐための基本型となります。

でも、3点バランスの正解がわからない方の方が多いと思います。

練功塾で練習していても塾長や院生に「五元」が足りないとか、アドバイスされても、なかなか修正が出来ず正解がわからない。
どこかの「〇元」を忘れてモヤモヤしたり、一人で素振りをしていても「このやり方でよいのか?」家族に手を持ってもらっても「無反応」といった感じだったり、と思います。
自分自身がそうなので。

合っているのかわかりませんが、最近やり始めている練習方法をご紹介します。

「3点バランスでグー/チョキ/パー体操」

《やり方》
①3点バランスをします。
②手と足で「グー/チョキ/パー」を同時にします。
③「グー/チョキ/パー」と声に出して動きます。

《手の使い方》
①「手のグー」は親指を立てたグー(goodのグー)。
②「手のチョキ」は昔の関西の人のチョキ⇒親指と人差し指でチョキ。
③「手のパー」は普通のパー。
※全て縦拳で行ってください。
※親指は全て「足からのライン」を意識してください。

《足の使い方》
①「足のグー」は普通にグー、地面を握る?掴む?
②「足のチョキ」は親指を上方向へ、他の指4本は地面を握る?掴む?
③「足のパー」は全部の指を上に伸ばす。グーの逆。
※足裏は母指球をなるべく地面に着けない。
※全て小指球側を使って地面に着ける。

手と足のバランス感覚の練習になると思います。
自身で、これが3点バランスだと思ったら塾長や院生に答え合わせをしてもらって下さい。
3点バランスの精度が上がってくると思います。

「グー/チョキ/パー」を声に出してすると呼吸や脳にも意識が行きますし、全身が繋がる感覚が掴めると思います。

もしかしたら特許とれるかも(笑)。

実はちゃんと3点バランスができていたら「グー/チョキ/パー」どれでも正解なんです。