「鬼滅の刃」が大ブームになっています。私もアマゾンプライムビデオでアニメをみて、すっかりはまってしまいました。コミックも発行されたものは全巻揃え、先日公開された映画も鑑賞しました。平日の午前中だったので、ほとんどのお客が年齢層が高めの大人の方だったのですが・・・。クライマックスの場面では、すすり泣くような声が・・・・・。私も涙が止まらず、ハンカチがぐっしょり。主人公のひたむきさと家族愛、柱と呼ばれるリーダーの強さと優しさに魅了されてしまいました。
子どもの頃から大のアニメ好きだったのですが、大人になってはまったのが少年忍者の成長を描く「ナルト」です。その主人公ナルトの前にペインという難敵が立ちふさがります。このペインが使うのが、自分が磁石のようになって一瞬にして相手を引き寄せる技です。突然引き寄せられた相手は、身体の自由を奪われ、目の前に現れたペインに倒されてしまいます。磁石ですから、当然引き寄せた相手を吹き飛ばすこともできるわけで、その強さは無双と言っても良いでしょう。
ここまで読んで、気が付かれた方も多いでしょう。ペインが使うのは、松原塾長が言われる「相手の腰を引き寄せる磁石のような力」なのです。確かにどんなに筋骨隆々の強者でも、腰が引き寄せられて浮いてしまえば、力も技も発揮することができません。
とこるが、相手の腰を引き寄せ重心を浮かせることはとても困難なことなのです。しかし、合気を習得するためには、この「相手の腰を浮かせる感覚」を身に付けることが絶対に必要です。研究会(通称バットマンの会=夜遅く黒い道着を着て集まる為、ただしこう呼んでいるのは私だけ!)では、さらに「一瞬にして相手の腰を浮かせる」ことを課題にして、毎週稽古をしています。これがあんた!また、まあほんまにむずかしー!ちょっとやそっとではできまへんわあ。(なぜか突然関西弁⁈)
結論として今言えることは、「合気の身体づくり」の重要性です。身体の中に一本のゴムを張り巡らせ、それを自由に使えるようになることが何より大切です。
いつの日にか、ペイン松原塾長(いつの間にか、呼び方が変わっております。)のように、相手を自由に操ることができる能力を身に付けることができる日をめざして・・・。
今日の格言
「やればできる!」 ティモンディ高岸
「いつも言ってることなんですけどね・・・。」 ペイン松原
「今日も酒がうまい!」 必殺仕事人 副長イノ●●
「うーっ!」 ペイン松原に合気をかけられているTAKA