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Tスタイル ~合気練功の日々~ 「核心に迫る⁉」 

 世の中は新型コロナウイルスで大変な状況になっていますが、皆さんは元気でお過ごしでしょうか?私は2月下旬から風邪をこじらせてしまい、仕事以外は,極力,自宅で過ごすようにしています。そんな訳で、練功塾と研究会は欠席、個人レッスンは松原先生にお願いして延期していただきました。その間、合気について自分なりにいろいろと考えたことがあるので、今回のブログはそれを書かせていただきます。

 

 合気とは?相手と気を合わせること。それでは、気を合わせるとはどういうことなのでしょうか?私の解釈では、相手の肉体ではなく、相手の本質にアクセスすることだと思います。それでは、本質とは何でしょうか?本質とは、AさんがAさんであるための基になるものだと言えるでしょう。それは何でしょうか?例えばそれは心とか幽体とも表現する方もみえますが、私には明確に表現することはできません。(ごめんなさい!)ただ、別の言い方をすれば、相手と波長を合わせることとも言えるでしょう。

 それでは、どうやって相手と波長を合わせるのでしょうか?まず、相手の皮膚を取り(密着させて)相手とつながること(相手の足裏と自分の足裏をつなげること)が前提です。そこからどうするのでしょうか?ここからは私自身がまだ模索しているので、書くことができません。ただ、何となく前方に見え隠れするものがあるので、はっきりとした段階で、ブログに書きたいと思っています。

 

 以上の文章は、私の私見であり、合気練功塾の公式の見解ではありません。君もしくは君のメンバーが誤解し、あるいは混乱しても、当方は一切関知しないので、そのつもりで。

 今回は、ここまでで失礼します!トムクルーズが大好きなTAKAでした。            TAKA

Tスタイル ~合気練功の日々~ 「合気について」

 新しい年を迎え、皆様、益々ご清栄のこととお喜び申し上げます。本年もよろしくお願い致します。

 

 令和2年がスタートし、自宅での練功、練功塾、研究会、個人レッスンと練功の日々が続いています。年末から年始にかけて、(相変わらず挫折も多いのですが)つかんだこともいくつかあり、充実した毎日を送っています。今年の私のテーマは「筋力から意念への移行 ~動から静へ~」です。無駄な動きや力を極力無くし、相手に感知されないように繋がり合気をかけること、とても大きな課題ですが、練功する仲間と共に成長していきたいと考えています。

 

 ところで、私の趣味の一つに武術の動画検索があります。最近、特に「合気」というワードを使った動画が増えてきているように思います。(これも合気練功塾の影響でしょうか?)合気の解釈は様々あり、それぞれの方が「これが合気だ!」と定義づけをしています。ちなみに、私の合気道の師匠は、「自然と一体となること」、「気の力」と合気について説いています。教えを受けた当初は、まったく理解できなかったのですが、練功塾で練功を重ねるうちに何となくその意味が分かってきました。練功塾的な解釈で言うと、相手に気づかれないように自然に繋がること、弾力のある一本のゴムの感覚をベースに磁石のように相手とくっつくこと、と言い換えることができるのではないのでしょうか?

    様々な武術の達人が、それぞれの言葉で伝えようとしてきた「合気」の感覚をとても分かりやすい言葉で段階を追って伝えていく、それが合気練功プロジェクトの存在意義だと言えるでしょう。

 

 最近、アマゾンプライムビデオの「12モンキーズ」というアメリカのドラマにはまっています。地球の危機を救うためにタイムトラベルを重ねる主人公の姿を描いた作品なのですが、これが面白い!

    タイムトラベルをして、伝説の達人のもとに行きその技をかけてもらいたいと思っている愛知県外の貴方!タイムトラベルができなくても、名古屋駅から地下鉄に乗って30分、そこから徒歩10分でリアルタイムで合気の達人に会えますよ!

 お帰りの前に、エスカ(名古屋駅地下街)で名古屋めしを食べるのがお勧めです。合気練功プロジェクト&名古屋めし広報担当(自称!)のTAKAでした。                                                                                                                                                                                  TAKA

 

 

 

 

 

 

Tスタイル ~合気練功の日々~ 「ASIURA」

 早いもので、もう令和元年も終わろうとしています。

 私の合気練功の日々は、一歩前進、半歩前進(時には停滞、もしくは後退!)を繰り返すような感じで、なかなか飛躍的に上達することはできません。特に、所用等で研究会を休んだりしようものなら、間違いなく後退してしまいます。ということで、12月は、練功塾、研究会に万障繰り合わせて(可能な限り)出席し、いろいろな方々と対練(対人練習)に取り組みました

 たどり着いた結論は、やはり「足裏感覚」の重要性です。(だから、いつも言ってるでしょ!という松原塾長の声が聞こえてきそうですが)上手くいかないときは、「足裏がない」もしくは「足裏の意識が足りない」のです。ここで必要なのは、(すごろくでいえば)「スタートに戻る」ことです。ただ、再スタートしても今までの経験(感覚)は確実に残っており、よりレベルアップしたスタートといえるのかもしれません。

 また、考えすぎてしまうと失敗→反省→失敗→反省→という無限のループに入ってしまいます。これこそ、合気練功無間地獄!私も何度この落とし穴にはまったことでしょう!(涙)塾長にも言われたのですが、成功体験(感覚)を大切にし、それを積み重ねることが必要なのです。

 ブルース・リーもこう言ってますね。「Don’t  think. FEEL!」(考えるな、感じろ!)

 

 私も合気練功のための名言(迷言?)をいくつか考えてみました。

 まずは王道の 「足裏なくして練功なし!」

 標語風に 「ちょっと待て、君は足裏忘れてる!」

 最近よく使われる〇〇すぎるという表現を使って 「足裏すぎる塾長」

 そして最後に 「Don’t think. FEEL ASIURA!」

 

 皆様、良い年をお迎えください。TAKA

 

Tスタイル ~合気練功の日々~ 「ジョーカー」

 8月から悩まされてきた原因不明の腰痛と腰の張り、内腿の違和感もほとんど感じなくなり、日々、練功に励んでいます。

 先週から今週にかけて、木曜日の研究会、金曜日の個人レッスン、日曜日の練功塾と練功を行う中、松原塾長を筆頭に共に練功に励む塾生(院生、研究生)の方々の存在のありがたさを痛感しています。松原塾長のご指導を総論とすると、塾生の方々のアドバイスは各論とでも言えるでしょうか。それぞれの方々が、塾長のご指導を自分なりに咀嚼して(解釈して)取り組んできた成果を惜しげもなく語ってくださるので、とても感謝しています。

  合気練功プロジェクトが仲間と共に成長することをコンセプトにしていることはとても素晴らしいことだと思います。ともすれば、武術が自分の上達のみを追求する方向に行きがちなのは、試合や組手を取り入れ、順位を競う側面があることがその理由かもしれません。合気練功塾は、内部感覚を通して相手とつながることをねらいとしているので、他の武術とは一線を画しているように思います。

 先週、以前から見たかった映画「ジョーカー」を鑑賞しました。「ダークナイト」に登場する悪役ジョーカーがいかに誕生したかを描いた作品なのですが、心の病を抱えた優しき青年が他の人々から拒絶され、狂気に満ちたジョーカーに変貌していく姿に衝撃を受けました。そして、社会の中で人とつながることの重要性を痛感しました。

 合気練功プロジェクトは、「合気」を通して多くの人とつながり、それを広げていく役割を果たしていくことができる存在であると考えています。皆さん、共に練功し、「合気」を追求していきましょう!

 ところで、11月22日はいい夫婦の日でしたね。配偶者がいる方は何かプレゼント(もしくはイベント)はされましたか?私は、(1日遅れですが)いい夫婦の日限定のケーキを買って二人で食べましたよ。ご機嫌伺い?忖度?いえいえ感謝の気持ちですよ!!                             TAKA

Tスタイル ~合気練功の日々~ 「Brain」

 8月下旬から、突然起きた腰痛や痺れに悩まされ、整形外科、内科、泌尿器科(⁉)、神経内科と病院巡りの日々を送ってまいりました。(診察券が増えすぎて、財布に入らん!)しかし、松原塾長の施術(ゴッドハンド!)のおかげでようやく体調も戻ってきました。

 その際、数多くの医師の診察を受けたのですが、ある医師が「脳が痛みを覚えてしまい、錯覚しているかもしれません。」というようなことを言われました。この言葉が頭に残り、インターネットで色々と調べてみると、脳(Brain)が生み出す様々な錯覚があるということがわかりました。不幸にも事故や病気で手や足を失ってしまった方が、その失ったはずの手や足の痛みを感じるというようなこともあるそうです。

 また、人間の脳は10%しか使われていないということも言われます。言い換えればまだまだ覚醒していない部分があり、多くの可能性があるということでしょう。(余談ですが、リュック・ベッソン監督の「LUCY/ルーシー」という映画が脳の覚醒を描いており、荒唐無稽な部分も含めて楽しめます。)

 あるはずのないゴムを引っ張る、相手の身体の中に侵入して足をとらえる、意念で相手を動かす、これは身体のトレーニングではなく、脳のトレーニングに違いありません。合気練功プロジェクトは、そうした脳の可能性を追求した取り組みだと言っても過言ではないでしょう。

 私の今の課題は、「力の方向を変えること」です。1系(合気上げ)の際、つかまれた自分の手を何とかしようとするのではなく、内部感覚を通して相手に引っ張らせるようにすると力の方向が変わります。この辺りは秘伝に関わる部分なので詳しくは書けませんが、これがとても難しい‼しかし、先日の個人レッスンでこの感覚をはっきりととらえることができました!覚醒したか⁉

 それとも錯覚・・・・・?

 

 まだまだ脳のトレーニングが必要なようです・・・。 TAKA