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はやく仙人になりた~い!「クズに徹する!」

前回の「クズか?天才か?」の続きです。

一生懸命、身体を繋なげようとしても繋がらない時は「クズに徹する」事をお勧めします。

諦めるのも必要だと思います。

それは次の練功に繋げれば良いので、気にしなくてもいいんです(^^)。

だって「仕事で身体が疲れてたり」「二日酔いで血液ドロドロだったり」「今日の練功面倒くさいな〜」なんて時は、塾長や院生の説明してくれる言葉は頭に入ってきません。

上手くできるはずがありません。

そんな時こそ「クズに徹する」んです。

ズバリその方法は「相手に合わせる」です。

塾長がよく言います「負けなさい」「掛かってあげなさい」=「自我を消しなさい」

やる気がない時ほど、自我が消せて相手に合わせる事ができます。

何回も何回も「自我」を消して相手に合わせる事ができると、身体のどこが張って、どこから崩れる(浮く)か?が解ってきます。

なので、うまくできない時は「クズに徹する」事をお勧めします。

塾長は言います。
「掛かったら、掛け返す事もできる」

日々是合気「合気と達磨」

近頃、松原塾長によく指摘されることに「腕を無くしてください」がある。

相手に手首を掴まれた時、足裏を感じさせるようにとは以前より教えられているところだが。

 

「相手に腕を感じさせないように」「肩、腕の意識が強すぎる。それを無くすように」もう、腕の力みを取るとか、腕を動かさないようにとかの話では無い。

 

腕を無くす…胴体の中の動きだけで己と相手の足をつなげていく。ん〜腕が無い、胴体だけ、ん〜

「あっ、ダルマだ!!」

 

達磨さんなら触れたら即、足につながるよね。あれ?ダルマは手も足も無かったか?

ま、ダルマの底が足裏ってことでダルマの張子は一つの合気のモデルになりそうだ。

 

起き上がり小法師は、倒そうとしてももとに戻るところは合気のカラダのヒントになる気もする。

 

達磨大師は壁に向かって九年の修行で手足を失ったという伝説があるが、我々は何年の修行で合気に到達するだろうか?

 

        by タケゾウ

 

はやく仙人になりた~い!「クズか?天才か?」

副長から、練功時によく言われる言葉があります。「今日はクズだね。」「今日は天才だね。」

意味は「身体が繋がってる時は天才。」「全く繋がってない時はクズという事です。」

この言葉は副長と私の二人だけの隠語みたいな事で、他の方には言いませんのでご安心下さい。

私が「クズ」の時は繋がる事を考え過ぎて、他の研究生が提唱してる「合気沼」にハマってしまいます。

こういう時の練功はだいたい「クズ」で終了(≧∀≦)。

まず順序としては、
1.杖 2.重心 3.ゴム感覚 4.ゴムで戻るのを止める。

この1つでも欠けたら合気は掛かりません。

じゃあどこが足りないの?を考えなければなりません。

そもそも、まず自身の足裏(杖)から繋がらないと、相手の足裏には繋がれません(相手の杖になってない)

繋がろうと焦り、自身の腕だけに力が入ってしまい、相手の足裏(重心)が取れません。

なので相手に影響を与える事ができず、全く意味がないのです。(腕の力で上げており、ゴム感覚を作る事ができない)

塾長がよく言います。
繋がれない原因は「杖になってないからゴムを弾けない。」

じゃあ、どう繋がるの?は前のレポートでも書いてますが、ちょっと内容が粗いので、解りにくいかもしれません。今後、少しづつ訂正を加えながらレポートして行きたいと思います。

私も、まだまだ修行中なのでご容赦下さい。

あと、「クズ」になった場合は「クズに徹する!」と言う練功方法もあります。
この方法も、また徐々にお知らせいたします。

結局の所、松原合気の感覚を知ってる人に「クズか?天才か?」の答え合わせをしてもらう事が必要です。

動画だけでは伝わらない事が多く、ヤラセっぽく視えてしまいますが、一度、個人レッスンを受講されることをお勧めします。

長くオンラインレッスンされてる方にワンポイントです。

せっかく個人レッスンを受けるのですから、ちゃんと前準備をして受けた方が、内容の濃いレッスンになると思います。

今まで観てきた、オンライン内容に疑問を持ち、例えば「自身でやっても上手くできない→何が上手くできないの?→どこの使い方が悪いの?」「なんで相手が勝手に上がるの?→腕の角度?」「なんで技をかけられた時に声が出てしまうの?」等々、ご自身で疑問を持って塾長に挑んでみて下さい(^^)。

NO PLANで個人レッスンを受けても「不思議?不思議?不思議?」で終わってしまいますよ〜。

あと、自身の「身体の基準」も大切なキーワードです(^^)。

自身の足裏が取れてない時は、相手が私の重心を取り返し、私が倒されてしまいます→YouTube「合気の作り方基礎編1007」最終の研究生が合気上げをして、最後の最後に取り返されるという場面です。

 

日々是合気「もしもピアノが弾けたなら~西田某じゃないけれど~」

常々、松原塾長より「力は不要です。力では無い合気の世界に入って下さい」と言うことを教示されてはいるのだが、未だ力の領域をウロウロと彷徨っている。

 

リキミを取り脱力状態で、意念を動かしているつもりでも実際は腕が動き、肩が動いている。

止まっていたとしても、それは固まっていてゴムのしなやかさは無い。自分が上手く出来たつもりでも微かな動きがある。

 

本来は、純粋に合気のカラダでもって相手と合気の状態、気のハーモニーを奏でなければ。

ただただ内部感覚でのシンクロ、あたかも透き通った透明な楽曲を奏でるべきところに雑音が入り台無しにしてしまっている。

 

もはや、皮膚の操作すらノイズなのだ。まして力むなどピアノを習ったこともないものが鍵盤を叩きつけているようなものだ。

 

ふと、もしもピアノが弾けたなら、合気のコツも早く掴めたのかな?などと妄想しながら合気のカラダを練る自分である。

 

        by タケゾウ

Tスタイル ~合気練功の日々~ 「ペイン」

 「鬼滅の刃」が大ブームになっています。私もアマゾンプライムビデオでアニメをみて、すっかりはまってしまいました。コミックも発行されたものは全巻揃え、先日公開された映画も鑑賞しました。平日の午前中だったので、ほとんどのお客が年齢層が高めの大人の方だったのですが・・・。クライマックスの場面では、すすり泣くような声が・・・・・。私も涙が止まらず、ハンカチがぐっしょり。主人公のひたむきさと家族愛、柱と呼ばれるリーダーの強さと優しさに魅了されてしまいました。

 子どもの頃から大のアニメ好きだったのですが、大人になってはまったのが少年忍者の成長を描く「ナルト」です。その主人公ナルトの前にペインという難敵が立ちふさがります。このペインが使うのが、自分が磁石のようになって一瞬にして相手を引き寄せる技です。突然引き寄せられた相手は、身体の自由を奪われ、目の前に現れたペインに倒されてしまいます。磁石ですから、当然引き寄せた相手を吹き飛ばすこともできるわけで、その強さは無双と言っても良いでしょう。

 ここまで読んで、気が付かれた方も多いでしょう。ペインが使うのは、松原塾長が言われる「相手の腰を引き寄せる磁石のような力」なのです。確かにどんなに筋骨隆々の強者でも、腰が引き寄せられて浮いてしまえば、力も技も発揮することができません。

 とこるが、相手の腰を引き寄せ重心を浮かせることはとても困難なことなのです。しかし、合気を習得するためには、この「相手の腰を浮かせる感覚」を身に付けることが絶対に必要です。研究会(通称バットマンの会=夜遅く黒い道着を着て集まる為、ただしこう呼んでいるのは私だけ!)では、さらに「一瞬にして相手の腰を浮かせる」ことを課題にして、毎週稽古をしています。これがあんた!また、まあほんまにむずかしー!ちょっとやそっとではできまへんわあ。(なぜか突然関西弁⁈)

 結論として今言えることは、「合気の身体づくり」の重要性です。身体の中に一本のゴムを張り巡らせ、それを自由に使えるようになることが何より大切です。

 いつの日にか、ペイン松原塾長(いつの間にか、呼び方が変わっております。)のように、相手を自由に操ることができる能力を身に付けることができる日をめざして・・・。

 

今日の格言

「やればできる!」 ティモンディ高岸

「いつも言ってることなんですけどね・・・。」 ペイン松原

「今日も酒がうまい!」 必殺仕事人 副長イノ●●

「うーっ!」 ペイン松原に合気をかけられているTAKA