T-STYLE(研究生の雑記)

Tスタイル ~合気練功の日々~「RESUMEレジューム」

 10月16日・17日(2021)「RESUMEレジューム=新たな始まり」をテーマに待望の全国強化合宿が愛知県犬山市で開催されました。参加者は総勢47名!全国各地から合気習得を目指す皆さんが集まりました。

 私、TAKAは進行係を仰せつかったのですが、皆さんのご協力で練功がスムーズに行うことができたことに感謝、感謝です!!!

 今回の合宿は「絶対に成功させなければ・・・」という松原塾長の強い思いがあり、その指導も普段にも増して熱を帯びていました。全国各地から集まった皆さんも満足されたのではないでしょうか。この回を主催した練功研究会、合気練功塾本部のメンバーは塾長の思いに応えるべく事前打ち合わせ、リハーサルを繰りかえして行いました。I副長、総務のYさんをはじめ、メンバーの皆さん、お疲れ様でした。そして、ありがとうございました。

 それにしても、参加された皆さんの熱量のすごさ!100畳以上の大広間は活気を帯び、日常からかけ離れた異次元空間にも見えました。
2日目の後半には、なるべく多くの方と練功したいという希望に応え、1分毎に次から次と相手を変えながら行う「練功トライアル(仮称)」を30分間行いました。1回だけの休憩をはさみ、立ったり座ったりの練功の連続は大変だったと思いますが、充実したものになったのではないでしょうか。
「来年は40分でもいいか・・・」というペイン松原大王の呟きが聞こえてきそうですが・・・。ギャアーーー!
ちなみに、本部のグループラインでこの40分という練功トライアルタイムが話題となり、これを知った研究生のMさんはしばらくの間、魂が抜けていました!笑)

来年の強化合宿も同じ犬山市で行われることも決まりました。参加することができなかった皆さんも、是非来年はご参加ください。北海道や海外からの参加もありそうですね。来年は70名越えか⁈

皆さん、本当にお疲れ様でした!
また来年お会いしましょう!
松原塾長、ご指導ありがとうございました!

今月の川柳

合宿は 異次元空間 合気漬け
塾長の 口伝は 全身●●●●●(秘伝なので伏せ字!笑)
今回の 旅館の料理は 最高デス!(鰻が美味かった・・・)
来年は 練功プラス 大宴会!(コロナ退散!!!アマビエより)

                 TAKA

Tスタイル ~合気練功の日々~「ミラーニューロ ン」

 新型コロナウイルスの第5波のピークがようやく過ぎようとしていますが、まだまだ油断禁物です。

10月には、いよいよ初めての強化合宿が行われます。最前線で働いている医療関係者に感謝をしながら、基本的な感染対策を続けていきましょう。

 先日、ある方の武術家のブログを読んでいたら、「ミラーニューロン」という言葉に興味を惹かれました。

 ミラーニューロンとは、(ザックリ言うと)人間の神経細胞が、他の人の行動を見た時、自身が同じ行動をとっているかのように活動することです。まるで「鏡」のような反応をすることから、このように名づけられています。その武術家は、合気と関連付けて研究を続けているそうですが、確かに興味深いですね。

 松原塾長が、「合気は脳のトレーニング」あるいは「脳をだます」と表現しているように、合気練功もこうした部分を高めていくことが求められていくのではないでしょうか?

相手とつながり、自分が緩めば相手も緩む。単なる反射だけではない、プラスアルファがあるような気がします。
 
 ところで、「立禅」ですが、塾長のアドバイスもいただき、自分なりにアレンジして取り組んでいます。

練功塾の一系(合気あげ)もしくは二系(合気下げ)の最終形態をイメージしながら、毎日少しずつ行っています。座取りの一系をイメージして、正座をして「立禅」をすることも・・・。

「立ってないんかーい!」と大阪塾のメンバー(?)からツッコミを入れられそうですが、そこは臨機応変に・・・。

言ってみれば「座取り立禅」です!「いやいや、座取りと言った段階で矛盾しとるやないかーい!それはもう座禅やないかーい!」

と更なるツッコミが予想されますが・・・無視!誰が何といっても「座取り立禅」デス!(ドラマ「半沢直樹」の大和田部長風に)経過報告はまた、このブログで・・・。

今月の川柳
自分のね 脳をだまして 練功す

笑顔でね 近付く相手は 最強です(もしかして副長⁉)

合気上げ いやいや違うよ 合気揚げ(深い!分かる人には分かる)

合宿に 向けて練功 ガンバリマス!(大和田部長風に語尾強調!)
 
                 TAKA

Tスタイル ~合気練功の日々~ 「立禅」

新型コロナウイルスがおさまらない状況で、不要不急の外出を控えているのですが、毎日取り組んでいるのが「立禅」です。太極拳で言うと「抱木站椿(ほうぼくたんとう)=両手で大木を抱えるようにして立つ」です。

 先日、ある武術家の先生に立禅を教えていただく機会があり、毎日少しずつ取り組んでいます。この先生が強調されていたのは、あらゆる方向に力を発する身体をつくることでした。これは、合気練功塾でいうと「全方向にゴムを張りめぐらせる」ことなのではないのでしょうか。

 一元→二元→三元→四元というように練功していくと、やがて身体はほとんど動かさずに、意念だけで練功することになります。私は、この最終形態を立禅と捉えています。(あくまで私見なので、練功塾の理念ではありません。誤解なさらぬよう。)

 まだ初めて1ヶ月あまりなのですが、以下のようなことを感じています。
1 時間がたつにつれて、腕の重さを強く感じ、身体の無駄な力が抜けていく。
2 身体が膨らんでいくような感覚と同時に、外側から身体を抑えられているような感覚を感じるようになる。
3 呼吸を強く意識するようになる。吸うときに身体が膨らみ、吐くときに身体が縮む。
4 身体の中心=丹田?を意識するようになる。

 継続していくと、自分の身体がどう変化していくか楽しみです。
また、ブログで報告します。

 ところで、先日の練功塾に、北海道セミナーでお世話になったお二人、Yさん(東京の松原塾のターミネーター)とTさんが東京からいらっしゃいました。実はTさんは「Tスタイル」の読者で、(ややこし・・・)私のブログをTのしみ(楽しみ)にしていただいているとのこと。それをTて(聞いて)、ますます頑張ろうとTよく(強く)感じた今日この頃です。Tさん、また是非Tきょう(東京)にうかがいますね。そのTき(時)はよろしゅうお頼もうします。(ああ、ややこしや、ややこしや・・・)

今日の一句(いつも一句ではないのですが・・・)
Tさんが ターミネーターと やってきた
Tさんは 太極拳の 達人です
Tさんの ニックネームは TAICHI(タイチ)です
(勝手につけました。すみません!)
タイチのね 苗字は 国分ではないよ
                 TAKA

Tスタイル  ~合気練功の日々~ 「えびそば一幻!」

 7月17日に北海道で行われた「第2回合気練功集中セミナー」に参加をさせていただきました。

 

 前日の夕方にLCCで中部空港を発つはずが、何と遅延!予定よりも大幅に遅れ、結局宿舎についたのは22時近く・・・。うーん、疲れた・・・。コンビニで買った弁当を食べて就寝。

 翌日、朝9時少し前に会場に到着。松原塾長をサポートするスタッフは、東京の松原塾のメンバーのYさん(世界で活躍する合気道の達人!私はひそかに「ターミネーター」と呼んでおります。)、そして合気練功研究会のメンバーのNさん(研究会で群を抜く実力者。見た目も迫力十分!人呼んで「合気練功塾の用心棒」)今回の参加者6名のうち、前回に続いて参加された方は3名。新規で参加された方が3名。

 定刻通り始まったのですが、数回の休憩と数十分の昼食休憩をはさみ6時間!みっちり合気習得の為の練功が行われました。松原塾長は、座学では理路整然と「合気練功塾の合気の原理」を説き、実技指導では全員に腕を取らせて(手をつかませて)技をかけていきました。(前回と同様に)参加者のお一人は思わず「すげー!マジか!」とつぶやいていました。そうそう、この言葉が聞きたかったんですよ!直接、松原塾長の腕を取らなければ分からないんですよね。

 

 北海道や大阪のセミナーに参加させていただいて感じるのは、参加される方々の熱量のすごさです!なかなか松原塾長に直接指導を受けることができない方々にとっては、超貴重な時間なのです。一字一句聞き逃さないぞという姿勢や態度。ホワイトボードに書かれた練功塾の合気の原理を、休憩時間にスマホのカメラで撮る姿はもはや恒例行事。普段から松原塾長にご指導いただいている私達がなんと恵まれた環境にいることか!うかうかしてると抜かされまっせ。(なぜか関西弁!)

 

 塾長、ターミネーター、用心棒の皆さん(失礼!)は当日の夜のフライトで帰られたのですが、私は所用もあり、札幌市内のホテルに宿泊。

 後日、帰りのフライトの前に新千歳空港にあるエビみそラーメンの店「えびそば一幻」(以前から目をつけていた店)でラーメンを食べようとしたのですが・・・。時間が微妙。人気のある名店なので並ぶこと必至。10時開店なので、開店前に並んで食べて、間に合うかどうか。実は、松原塾長が新千歳空港の同じ店でラーメンを食べていて、危うく飛行機に乗り損ねるところだったというラインが入っており、迷いに迷って・・・。結局、別の店でホタテ・イクラ丼をいただくことに。これはこれでおいしかったのですが、当初の予定は達成できず残念!エビみそラーメンはまた次回にとっておくことにします。(;´д`)トホホ・・・。

 

 

今日の一句(北海道バージョン)

 

今回も やっぱり聞けた マジ、スゲー!

今回の セミナースタッフ 最強(凶?)です

ラーメンを 食べると保安(検査)場 入れない?

エビそばや ああエビそばや  エビそばや(どれだけ食べたいねん!)   TAKA

 

 

 

 

Tスタイル ~合気練功の日々~ 「丹田」

 度重なる緊急事態宣言の発出と延長の繰り返しで、やり切れない思いでお過ごしの方も多いと思います。しかし、いわゆる「おうち時間」が増えることは、個人練功の時間が増えることにつながります。この機会を生かしてじっくりと練功に取り組みましょう!

 

 今回は「丹田」について考えていきたいと思います。もちろん、独断と偏見のTスタイル流で!

 丹田と言っても、(三丹田説に基づくと)上丹田・中丹田・下丹田に分かれますが、今回はへそ下三寸の下丹田を取り上げます。

 

Q(クエスチョン)1 そもそも丹田は本当にあるの?

 医学的・解剖学的に言えば、丹田はありません。しかし、多くの武術家は丹田の存在を認めています。しかし、武術書をよく読んでみると、「丹田がある」のではなく、「丹田を意識している」のです。丹田は存在しているものではなく、意識もしくは認識するものではないでしょうか。

Q(クエスチョン)2 では、ズバリ、丹田とは何?

 ある武術家の著書には、「丹田は身体の物理的なバランスの中心である」と書かれています。つまり、武術的な鍛錬を重ねていくと、自分の身体のバランスを下腹部の一点で取ることができるようになるのです。いわゆるハラ(腹、肚)ができる状態です。これが丹田の正体なのではないでしょうか。

Q(クエスチョン)3 丹田はどう鍛えるの?

 丹田は意識するものであり、身体のバランスの中心であるとすれば、常に身体のバランスの中心を意識しながら練功することが重要です。もちろん、実際に身体を動かしながら練功することも大切ですが、最終的には、身体を動かさず、意識(意念)だけで身体の内部を動かしながら行うことが求められます。なぜなら、丹田は意識の産物だからです。そうです!「抱木站椿(ほうぼくたんとう)」、言い換えれば「立禅(りつぜん)」です。(もちろん、これが全てではありませんが・・・。)

 ということで、最近「立禅」に興味を持ち、いろいろな書物を読んだり、YouTubeの動画を見たりしながら、自己流で毎日少しづつ取り組んでいます。しかし、これが結構辛い!数分間が限界!しかし松原塾長は合気を習得する修行の一環として、何と30分間も立禅を続けていたとのこと。さすが、塾長!人知れず努力を重ねてみえるんですね・・・。

 

今日の一句

梅雨入りで 天候(てんこう)気にせず 練功(れんこう)す

勇気出し 妻に一系 お願いし

つかまれた 腕を上げると にらまれる

ごめんなさい やっぱり一人で 練功し

反省の 気持ちを込めて 立禅す

 

事実ではありません。空想です・・・。ハイ。

                      TAKA