日々是合気

日々是合気「達人がなぜ姿勢が良いのか」

達人と呼ばれるひとは、ほぼ姿勢が良い。

身体をバランス良くコントロール出来るからだろう。

私のような凡人が姿勢を正そうとするとつい、筋骨を固めてしまい窮屈であるばかりか自由度も失いかねない。

姿勢良く軽やかに、舞うかの如き達人の動きはどのように作られているのだろうか。

ふと、『合気のカラダ』で有り続ければ良いんだと気付いた。

外側の筋肉で作ろうとすると固まってしまうが、内部から作れば柔らかく、靭やかで、軽やかに姿勢が整うはず。

どちらにせよ、姿勢を正すには努力が必要ではあるが『合気の感覚』を求め作っていく方が楽とは言わないが、身体に負担なく出来そうな予感がある。

あと思うことに、姿勢をよくするに頭を天から吊られているようにとの話もあるが、吊られているのではなく中から浮いているんじゃないかとも妄想している。

どちらにせよ、達人たちの佇まいは、なにか一本通っていて、スッとしているように感じる。
全身に隙間なく、まさに「隙がない」『合気のカラダ』そのものではないかと思うのです。

それを目指し合気の練功に励みます。

by たけぞう

日々是合気「練功と筋肉痛」

かなり前は、よく腓腹筋、ヒラメ筋が筋肉痛になることが多かった。
足関節の底屈をしていたということだ。つまり背伸び、つま先立ちのような身体の遣い方をしていた。

最近は、大腿直筋がものの見事に筋肉痛になっている。
日曜の練功後には、もうパンパンに張っていて翌日には、歩くのが辛いほどの筋肉痛だ。

大腿四頭筋は、膝関節の伸展に関わっている。大腿四頭筋の一つである大腿直筋は膝関節の伸展に加え股関節の屈曲にも働く。

股関節屈曲には、大腰筋、腸骨筋がよく知られているが、大腿直筋も股関節屈曲に関わっているのだ。

そう、思えば2年ほど前からは腸腰筋あたりがやたら痛かった。
丹田を引き上げるつもりで股関節屈曲を大腰筋、腸骨筋に負担をかけるカタチでしていたのだろう。

最近、腸腰筋は楽になってきたがそのかわり、メッチャHardな大腿直筋の筋肉痛に見舞われている。

このことから、最近の私は3点バランスをとるために「大腿直筋」を使っていると考えられる。

一見、動きを見せず合気練功をしているようで、実のところ激しい筋肉痛になっているわけで、まだまだ筋力レベルの段階のタケゾウです。

byたけぞう 

日々是合気「合気のたね」

合気の完成には、たね(種)が必要です。

合気の原理を体の動きで作って感じること。
合気のカラダつくりをすること。

これらは、畑を耕し肥料をあたえている作業です。
いくら、耕しても合気は育ちません。
たねを蒔いてないからです。

ある農業関係の方が、実際の畑では「種を蒔かなくても生えて来ます」
と言われました。
たしかに、ひとりばえということはあるでしょう。

しかし、それはやはり、そこに種があったからです。
たねも無く芽生え、育ち稔ることはありません。
また、望んだ目当ての作物が育つかどうか?

やはり、合気の実りが欲しいならば、
合氣のたね」を蒔き育てるべきと思います。
合気練功塾においての「合氣のたね」はやはり、松原塾長から種を受け取る事が重要だと感じます。

まだ練功塾に足を運んでいない方、ぜひ一度、松原塾長より「合氣のたね」を受け取って下さいね。

共に楽しく学び、育て、共に達人として実りを喜びましょう。

日々是合気「合気はコンソメスープ」

シチューは具材がゴロゴロしてる
ポタージュは具材のカタチはない
コンソメは澄んで輝いている
合気は透明な力

料理に例えるならコンソメスープ
フランス語でコンソメとは
「完成された」という意味で
濁りは許されない

まさに澄んで輝く合気である

いま練功塾のメンバーは
具材は揃ってきた
すなわち「合気の原理」であり
「3点バランス」「遠心性収縮」そして「合気のカラダ」諸々のスパイスとしての「5:2」「ゴム感」「磁力」「磁気」etc.

素材は揃い合気の準備は出来た
あくまでも下拵えがである

これから本当の仕事がはじまる
丁寧に煮込み丁寧にアクを取り除いていかねばならない

余分なリキミは取り除くべき
「アク」である
素材の野菜も取り除く
コンソメスープの中には形あるものはないのだ

スープとしての液体のみ
しかしスープの中にはたしかに
それぞれの具材の旨味が渾然となり存在する

カタチがあるのはまだ未完成
「原理」「バランス」その他が
渾然一体となりカタチなく透明に
澄んだスープとして完成する

「完成」=「コンソメ」=「合気」となるのだ

知らんけど 
by たけぞう

日々是合気「『足裏感覚』あっ?ほんとに足がある!!」

足裏の感覚

自分なりに「あっ変わったな」「レベルアップしたかも」と感じた時のお話し。
他人より運動能力、感覚が格段に鈍いので正直『足裏感覚』を長い間、本当に掴めずにいました。
なにしろ小学校、中学と体育と音楽は通知表に「1」か「2」しかもらったことがありません。

そんな感覚の鈍い私なので、何年経っても「まだ足裏わからないんですか?」と塾長にも飽きられる始末。
それが、ある時「おっ?脚がある。足裏もある!」という瞬間が訪れました。
その感覚があると今まで難しく感じていたことも、面白いように出来るようになって来ました。
その時から、やっと少しつつ合気練功が進みだしたという所です。

どうやって『足裏感覚』を掴んだかって?
それは…運動音痴の私が考えたことなので恥ずかしくてここでは明かせません。
直接、会って聞いて頂けれぱ、こっそりとあなただけにお伝えしますね。

byたけぞう