前回の練習では、背もたれのない椅子に座って行いました。
腕を下ろすと倒れる感覚が掴めたら、次は立って練習してください。
このとき、「手を下ろしたら倒れてしまう⇒手でバランスを取っている」と意識することが重要です。
頭や腰の位置を考えすぎると、手でバランスを取ることを忘れてしまうので注意が必要です。
以前読んだ本では、A4コピー用紙2枚に大きく「T」の字を書いて床に並べる方法が紹介されていました。
横線をくるぶしに合わせ、縦線を中指に合わせて立つと、百会と会陰を結んだ中心線の状態になります。
この方法は、親指に力が入らない立ち方とも書かれていました。
最後に、百会と会陰を結んだ状態で、倒れないように腕でバランスを取りながら(全身のゴムを上に引く感覚で)、グー/チョキ/パーを意識しつつ3点バランスを行います。
エアー3点バランスの練習は難しいため、感覚のわかる方と一緒に行うのが理想的です。
しかし、一人で練習する場合は、100均で売っている柔らかいエクササイズ用のゴムを柱に低い位置で結び、相手の手の代わりとして使うと良いでしょう。
ゴムを握らずに手に引っ掛けてライン方向へ上げて練習するのがポイントです。
または、エクササイズゴムを「右手と右足」「左手と左足」と繋げ、足は土踏まずで踏み、手は手首に引っ掛けてライン方向へ上げる方法もあります(椅子の練習でも使えます)。
足の親指に力を入れず、小指球側で踏むことを忘れないでください。
ゴムが外れたら後ろに倒れてしまう感覚を忘れずに。
グー/チョキ/パーも忘れずに意識しましょう。
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