10代で少林寺拳法に入門し毎日の練習とは別に本部で当時の開祖による実体験や中国武術団の単独演武の説明など深く心に残る記憶もありました。
ただいつの間にか横道に逸れ、気が付けば20年以上もご無沙汰する事となり復帰はしましたが、錆付いた体は中々思うようには動きませんでした。
そんな折、同門の拳士により合気錬功塾を紹介され技の鮮烈さに魅了され入会する縁を得ました。
練功中に気のとりかたの練習をした時に何故か急に若い日に説明を受けた中国武術団の動きなどと重なり、長年バラバラであった疑問がおぼろげながら少し線でつながったような気がしました。
この線を本物にするために合気錬功塾での修練は一番的を得ていると感じています。
まだ新参者です。皆様よろしくお願いします。
2016年 の投稿一覧
ミニ講座28
合気練功塾(12/18)の復習ポイント
初心者の方が技を掛けるときに、相手を倒そうとする意識が強すぎて力がぶつかってしまい、硬直状態になっている場面を見かけます。ただその延長線では合気は発揮できません。
皮膚を操作して相手の身体に圧を掛けていくと、表面上は動きがなくても相手の身体内部に動きが出てきます。それを感じる繊細さと余裕が必要で、その訓練が気の身体メソッドにあります。
相手の皮膚に圧を掛け続けること、そして最初は相手に反応がでるまで根気強くまってみること。歯がゆいようですが、相手の内部エネルギーの流れを感じられるようになるには、この一見地味な練功の継続が必要なのです。
それがわかってから徐々にスピードど上げていけば良いのです。焦らずゆったりと練功しましょう。
本日の練功で体感された経験の浅い方と古参のメンバーの“合気の差”の一つはそこにあります。
繰り返しますが、合気習得のポイントのひとつは"待てるか待てないか"です。
ミニ講座27
合気練功塾(12/11)の復習ポイント
本日より練功内容をリニューアルしました。
9時30分 〜
気の身体メソッドⅠ(合気のカラダ作り)
10時〜
気の身体メソッドⅡ(武術原理への応用)
11時30分〜
気の身体メソッドⅢ(操体法への活用)
12時〜
解散または自主練功(各自課題への自由研究)
13時
最終解散
こんな感じで変更しました。
特に自主練功はみなさん熱心に研究されていたのが印象的でした。
やはり合気の基本となる「繋がり」が研究課題の中心だったようです。
今日休まれた方も次回、自主練功の時間を利用して、ご自身の課題を探求してみてくださいね!
お知らせ
12月25日に第二回特別公開講座を開催します。
今回は「合気のカラダ作り」がテーマです。
これを機に是非一度「気の身体メソッド」を体感してみてください。
詳しくは、合気練功塾のHPをご覧ください。
ミニ講座26
合気練功塾(12/4)の復習ポイント
本日は東京でアクティブ禅を指導されている名古屋先生が遊びに来てくれました。
日ごろ身体の内部感覚を磨かれている先生なので、すぐに場の気に打ち解け、塾生たちとの合気の交流を通じて、つながり感覚の“気持ち良さと温かさ”を感じながら楽しんでおられました。
その素直なカラダと探求心はさすがですね。頭の下がる思いがしました。
さて、本日の練功内容ですが、今回は名古屋先生に加え新加入の方もみえたので、合気のカラダ作りと皮膚操作による重心コントロール、そして合気感覚による操体法のベーシック理論を皆さんの復習も兼ねて少し細かく説明しました。
今月12月25日の第2回特別公開講座を開催します。
当日、塾生の方は一般参加者のサポートをお願いします。開催日まであと2回練功があります。しっかり準備しておいてくださいね。
ミニ講座25
合気練功塾(11/27)の復習ポイント
本日の課題は”神経に技を掛ける”です。
相手の力づくの抵抗をあっさり抜いてしまうには、相手の神経反射を利用します。
相手が力一杯我の手首を握ってきた場合に、相手の足先から一本のゴムを引っ張ることはできるようになりましたか?
それができたら、その一本のゴムをギターの弦であるかのようにイメージして音を鳴らすように弾いてみてください。
相手は”ピクッと”反応します。
このとき相手はどれほど力を入れていても、まるで裸足で画びょうを踏んだように”ピクッと”反応していまいます。
後は、いつものように腕を動かせば相手は合気がかかったまま崩されていきます。
今日参加できなたかった方は、木曜日の研究会か次回の合気練功塾で確認してみてくださいね。
ご質問はこちらへ
kishoan@yahoo.co.jp
合気練功塾 松原