足の指が延びたというよりも、縮んでいた指が真っ直ぐになった。
今まで、全身が繋がっている。と思い込んでいただけで、実は繋がって無かった。
上半身だけ使っていた為、下半身との連動にバラつきがあった。
足指にも意識をして、3点バランスの素振りをする。
「縮んでいた指が延びた。」
だから、合気揚げが上手く連動しなかった。
3点バランスをやっているつもりでも、できてなかった。
「ココだけ」を意識すると切れてしまうんです。
なので、「足指だけ」の意識もNGとなります。
全身をテンセグリティにする。
塾長は、3点バランスは「一筆書き」とおっしゃいます。
一筆書きは、一筆で書くので切目がありません。
当たり前ですが、一筆書きに切目があったら一筆書きとは言いません。
身体も一緒で、全てを連動させる事が重要なんです。
上、横、腕のライン(五、六、七元)の事です。
塾長は3点バランスの説明をする時には、五元、六元、七元を個別に説明されます。
もちろん全てに意味があります。
ただ、この動作を一度にやらなくてはいけません。
自分もそうでしたが、五元やって、六元やって、七元と考えていると、必ずどこかが無くなってしまいます。
五元やって、次に六元をしようとすると、五元が無くなったり…。
3つの事を「同時に意識する」=「連動させる」には訓練が必要です。
「一筆書き」じゃないと、3点バランスはできていない事になります。
慣れてくれば、足りない所を足せば3点バランスは成立します。
自分を例にすると
練功していて、六元ができているのに、五元が足りない。とアドバイスを受けると、五元だけに意識がかたよってしまい、今度は六元が無くなってしまいます。
そうなると、もう大変。どうしたらいいか、分からなくなってしまいます。
せっかく上手くゴムを弾いているのに、頭がパニックになってしまい、ゴムでは無くガチガチの紐になってしまうのです。
副長は3点バランスの素振りを毎日、何百回もしなさいと言われます。
自身がテンセグリティになったつもりで、とりあえずやってみた方が、近道だと思います。
ただ、手と腰をブラブラさせるのでは無く、頭と足で上下を作りながら手と腰を連動させる「一筆書き」を意識させると良いかもしれません。
年末年始にお休みがある方は、自主練習する事をお勧めいたします。
来年はセミナーを再開する事が
決定しております。
是非、体験しにきて下さい!
本年もありがとうございました。