2023年 の投稿一覧

虹をつかんだ男のココだけの話「好循環」

合気練功塾には、元々何も知らない状態で入門して、ここで合気の感覚を教わり、獲得出来た者が、十指に余る程いる。
ここに辿り着く前に、他で散々煮え湯を飲まされた私が思うに、これだけ出来る人間が相次いで出て来る原因は、他の類似組織には到底想像もつかない“世界観”があるからだと思う。
それは、「仲間と共に達人を目指す」という行動指針の事である。
もし、練功塾に初心者や未経験者が入門した場合、その人が練功で上手く行かなくて悩んでいたり、上達するために何をしたら良いか分からず、その場に佇んでいようものなら、
“それを見かけた人間が誰彼となく勝手に寄って来て、問題解決に協力しだす”
という、他では、まずお目にかかれない光景が、普通に起こるのである。
そして、これらの事は私も含めて、嫌々やっている訳ではない。
入門した時に誰もが受けて来た待遇で、そこに慣れた自分が歓迎する立場になるのは当然だし、むしろ、そうなれて嬉しいのだ。
また、塾生一同、全員で達人になろうと本気で考えているので、ここでは、塾生が塾生に合気感覚を伝えるスタイルで運行されている。
基本、四列に並び、外側に、ある程度の知識と技術を与えられたものを配置し、内側の二列には、入ったばかりの人や、まだ感覚がよくわからない人が並ぶ形になる。
そして、塾長が考え、提示する課題を内外のペアで演習するのである。
その時も、外側の人間が気づいた事を伝えたり、微細な感覚を増幅して認識出来るよう手助けしたりして、内側の人のレベルアップを図る。
また、出来るだけ多くの人の感覚や、自分に合った上達方法に出会えるように、5分~10分程度で相手を変えるようローテーションしている。

ここの塾生は、全員が、自分がすごいスピードで上達しているのを感じているし、その原因は一緒に練功する皆さんの協力のおかげであるという事も理解している。
だから自分が協力する事も自然に出来る。
そのゆとりが好循環を生み出し、組織が潤い、発展していると思う。

はやく仙人になりた~い!「六元は『上死点と下死点』の固定があってコソ。」

たまには、真面目な事も書かせていただきます。以前、塾長からゴム感覚は弓矢の様なものと聞き、弓道のトレーニンググッズを購入しました。(弓道は全く知りません)

弦を引っ張っても、ただ引っ張るだけで「何が何なのか…?」って感じでした。

ゴムを引っ張る=六元の事は判る。
弦を引く=腰を引いているだけで、このトレーニングは諦めておりました。

最近になってようやく六元の内部感覚が分かった時に、急に弓が現れてきました。

前は、弓の構造を理解せず、ただ単に弦を引いているだけで、弾けていなかった。

どうやったら弦が弾けるのか?
どんな状態だと上手く弦が弾けるのか?を考えると内部感覚が視えてくると思います。

通常、弓は弦を掴んで引くと、弦が延びて縮む「目と体」で体感できます。(何ヶ所で固定されているか?)

では、身体の内部感覚で弦を「引く」から「弾く」に転換するにはどうすれば良いか?となってきます。

それは、3点バランスがあって初めて弦を「弾く」事ができます。

〈一般公開用 参考動画〉

https://youtu.be/W05MCmbdgy4?si=4J1pF4YJ0NhFicg-

 

https://youtu.be/TOlu74Zp7aE?si=9aXxArdR0sipQ78R

お題の「上死点」と「下死点」が重要な役割をしていると思います。

塾長はよく「伸びたものは縮む」と言われています。プラス「手を固定しなさい」とも言われています。

相手を無視して、自身で手を固定し遠心性収縮を作る事が「ミソ」です。

パントマイムだから縮む事ができる。もちろん足裏は必須です。(何故丹田を引き上げるか?)

因みに、塾長もワンピースのルフィのように「ゴムゴムの実」を食べてます。

確実にゴム感覚を理解するには、松原合気を知っている人同士でないと、感覚を掴む事はできません。

地味な練功ですが、内部感覚を使うのでメチャクチャ汗をかきます。

内部感覚を使ってないと、汗もかきません。

ご興味がある方はオンライン会員から始めてみてはいかがでしょう。
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虹をつかんだ男のココだけの話「インスピレーション」

前回、記述したとおり、私が練功塾に通い始めて、6年になった。最近では、新しく入って来た人からも、アドバイスを求められる事も増えてきた。そして、それは私に限った事ではなく、休憩時間にも、あちらこちらで、苦手克服のために誰かが誰かに習っているという風景が普通にある。というより一人で困っているような人を見かければ、誰かが気づき相談に乗るという流れがシステム化されている。
そして、思い返せば、私が入った頃には、すでにこの風景があったなのだ。もちろん、その時は、私が教えてもらうばかりだったのだが、聞く人、聞く人、皆さんが、感覚を取れるように『今起こっている現象から、それが起こる理屈』までを丁寧に教えてくれる。そんな至れり尽くせり環境に接した時は、今までとの違いにとても驚いたものだ。

そして、これが出来るという事は、ここには合気への感覚をもつ人がたくさんいるという事の証明に他ならないのだ。(前回も書いたのだが、そんな人は、組織に一人いればいい方で、ほとんどのところは、先輩と後輩の実力に差がないのだ。というより、誰も0から上がれない。だから、何を聞いたところで、臨場感のある、確信的な答えなど返ってくるはずもなく、小耳に挟んだ噂話や、ファンタジー的な伝聞でお茶を濁される。)
そして、一生懸命教えてくれるその人達が合気感覚を掴んだのが、皆、ここ合気練功塾だという話であると。
これを聞いた時、何も出来ないズブの素人だった私ではあるが、近い将来、合気を手に入れている自分の姿をハッキリと思い描く事が出来た。
そして、数年が過ぎた現在の心境としては、その時の直感はやはり正しかった。それ以前には、全く意味不明で、取り付く島もなかった合気が再現性を持って扱える様になったのだから。

はやく仙人になりた~い!「ウォシュレットで五元の感覚を掴め!」

また「くだらない事を?」と言われてしまいます。

大のあと、ウォシュレットをしていたら、五元の感覚に似ているのでは?と感じてしまいました。

五元は地面から吸い上げるイメージなので、ウォッシュレットが後押しをしてくれる感覚です。

もちろん足裏からスタートですが、座っていると分かりにくいので、取り敢えず、足裏を忘れて下さい。

お尻から脳天へ水が押し上げられるイメージをすると良いのでは無いでしょうか?

但し、練功塾で練功している姿勢は必須。

トイレから出たら、すぐに立って五元をして、足裏から脳天まで水を吸い上げるイメージができれば成功です。

副長が良く言ってます「信じる事が大切」でも、自分の言葉は、あまり信じない方が良いかも?

お尻で水を留めるのでは無く、水が脳天から噴き出るイメージです。

やり過ぎるとお尻の病気や腸の病気になるかも知れないので、気を付けて下さい。

あとウォシュレットは水の方向に角度がついているので、お尻の位置にも気をつけて練功して下さい。

虹をつかんだ男のココだけの話「実際の話」

合気練功塾は、『「合気を極める」を理念に全国の仲間と共に生涯進化し続ける楽しい達人集団!を目指す』を謳っている。実際にここで、塾長合気に触れると、全員が全員、瞬く間に上達していく。塾長の作るプログラムに従い練功を積むだけで、面白いように合気の感覚を掴む事が出来るのだ。初心者が合気を掴むためにはもってこいの環境である。
嘘の様な話であるが、本当にホントなのである。福井から6年通う私が言うのだから間違いない。

何故これが可能になるのか?を私なりに考えてみたのだが、合気の感覚を取れる人が異常に多いという事が言える。(他の組織の様子を見てみると、1人いればまだましな方で、誰が教えているのか?すら、判別し難いところも少なくない。)
では、何故このように人材が豊富なのか?という事になるのだが、まずは合気の楽しさを伝えたいと思っている塾長の情熱の高さにある。塾長が他の合気系団体のトップと違うのは、誰でも合気が掛けられるようになるプロセスを本気で教えようとしている点である。我が塾長は、体作りや合気メカニズムの説明から、自身の合気感覚のトレースまで、我々が理解出来るように全てを曝け出してくれている。
ふと思い返せば、ここをはじめて訪れた時から、合気感覚のある人が普通に存在していて、他との違いに驚愕したものだが、塾長や先輩方の指導やアドバイスのおかげで、ど素人だった私も確実に進歩をしてきたし、最近では周りの人から意見を求められる事も増えてきて、とても充実している。

そして、進歩、成長しているのは、何も私だけではない。もちろん同じ頃に入った人は、私と同じか、私以上に伸びているし、さらに言えば、合気感覚のある人間が増えたことにより、最近入ってくる初心者の上達速度が半端ないのだ。私が数年かかって会得した事を、一年足らずでものにする人もざらである。

実際の話、「全員達人」も、もはや夢ではない。