2020年 の投稿一覧

M、小松原 (合気練功松原塾)

まず通常の背骨揺らしをします。あたりまえですがひたすら背骨を意識します。

次に五元で身体の中を引っ張ったり緩めたりします。

五元のゴムが出来たらそのままの感覚でまた背骨揺らしをします。最初は動けませんでしたが動ける様になったある日、身体の中に太くて弾力のあるゴムが完成しました。因みにこのゴムの名前を純子ちゃんと名付けました。

純子ちゃんは、おてんばさんです。気が向くと言うことを聞いてくれます。最近は頭から手足まで成長してくれてます。そして支配を嫌い、同調を好みます。

純子ちゃんは練功が大好きでやればやる程成長してくれますが、ちょっと私の支配欲が出るといなくなってしまいます。そして登場した時は1週間位前の純子ちゃんに戻ってしまってます。その時は悲しくなりますが、また続けて行くと純子ちゃんは成長していきます。

5月の1ヶ月間は純子ちゃんと一緒に階段を登って行きたいと思っております。

あっ、妻の名前は純子ではありません。

by M、小松原

Tスタイル ~合気練功の日々~ 「核心に迫る 補足」

 先回までに、「核心に迫る」と題して「合気」について自分が考えていることを綴ってきました。今回は違うテーマでと思っていたのですが、合気の本質に関わる「お互いの腰が磁石のように引き付け合う」ということについて補足して書いていきます。

 

 相手の本質にアクセスする→自分の本質と相手の本質をつなげる→同調する(ある研究生の方は波長を合わせると言ってみえました)→ゴム感覚を意念レベルまで小さくして磁力(磁気)を発生させる という流れについては先回までに綴ってきました。このプロセスの間、ずっと自分と相手の足裏をつなげているということは大前提です!ちなみに、松原塾長はこのプロセスをほぼ一瞬で行います。(驚!)

 磁力(磁気)を発生させると、松原塾長が言われる「腰と腰がくっつく」現象が発生します。ここで重要なのは、お互いの腰が前方斜め上を支点として引き合うということです。この位置は一系で言えば、手首を掴まれている箇所です。そうするとお互いに重心が浮き上がり、力を出すことができなくなります。よく合気上げをかけている写真を見ると、かけられた側が弓なりになっていることがあります。それはこの現象だと思われます。しかし、これではお互いに相手をコントロールすることができません。しかし、自分の腰が浮き上がる寸前に足でブレーキをかけて踏ん張ればどうなるでしょう?その結果、重心が自分の方に少しずれて、相手だけが浮き上がります!

 やはり重要なのはASIURAですね!英語で言うとSOLE(ソール)、フランス語ではSEMELLE、イタリア語ではSUOLE ←欧米か!

 皆さん、これにつきますよ。Don’t think FEEL SOLE!(考えるな、足裏を感じろ!)←欧米か!

 合気練功塾のタカ(TAKA)でした。←そっちのタカか!               by  TAKA

 

 

「合気は身近なもの」

私は、長く武道修練してきましたが、壁に打ち当たり合気練功塾で修練する様になりました。

最初は、合気と言うと空を掴む様な感じでわかりにくかったのですが、言葉の通り、相手の心身(気)と合わせるという事に気付きました。相手と自分が繋がり一つの身体になる事により無限の力を得る事ができます。その為には、自我を無くさなければなりません。

心を落ち着かせ全ての事を受け入れる柔軟な心身が必要なのであり、澄み切った水にように全て見える心身を作らなければなりません。決して自分の損得や欲を出すとたちまちその水は濁り相手が見えず自分の周りだけで力を出し壁にぶつかってしまいます。

つまり、心静かにして相手と心身を一致させ調和させて相手の心身を我の身体の様に動かしてこそ無限の力が発揮されるのです。これが、合気でありこれを修練する事が究極の武の道と思われます。

この合気の考えを、我々の生活にも当てはめる事ができる。自分中心で相手のことを知ろうとしない場合は、相手の気持ちがわからず相手の協力を得られず1人の力に過ぎない。しかし、自分が物事を受け入れる事ができる大きな気持ちを持ち相手の気持ちを理解すれば、心が通じて協力してくれます。そしてその力は2人以上の力を発揮します。

この合気の考えは社会でも活用する事ができ、人間形成の上で大切と思われます。

合気の上達のポイントは、心静かにし相手と繋がり受け入れ調和できる心身を作る事が道場においても我々の生活においても重要と思われます。

by 愛基

Tスタイル ~合気練功の日々~ 「核心に迫る その3」

 新型コロナウイルスの影響で、4月の練功塾・研究会もお休みになってしまいました。せっかく作り上げてきた合気の感覚がどうなってしまうのか、皆さん心配されていると思います。私もとても不安ですが、一人一人が今できることを実践していくことが大切だと思います。今一度、それぞれが工夫して練功していくことが求められているのではないでしょうか。

さて、先回まで「核心に迫る」と題して、合気について自分なりに述べてみました。今回はその続きです。

 合気とは「自分の身体の中にある本質を動かし、接触面を通して相手の身体の中にある本質に伝え同調させること。」と仮説を立ててみました。しかし、これだけでは説明が足りません。大切な点が欠けています。それは自分の本質と相手の本質が磁石のように引き合うということです。自分や相手の本質を身体という入れ物に入った粘り気のある液体と考えれば、それが磁力(磁気)を帯びていなければ相手と引き合うという現象は起こりません。

 それでは、どうやって磁力(磁気)を発生させるのか。この磁力(磁気)の基になるのが身体のゴム感覚です。ただこの身体のゴム感覚はまだ身体の動きで作り出すものなので磁力(磁気)ではありません。身体の動きを極限まで抑えて、ほぼ内部感覚だけで作り出すものが磁力(磁気)感覚です。これが研ぎ澄まされていくと、いわゆる「気」と呼ばれるものに進化していくのではないでしょうか。

 最近、自分の内部感覚が変わってきました。上手く説明できないのですが、身体の中が以前よりも粘っこく動くようになってきたように感じます。そして、松原塾長がおっしゃていた「内部が動いてから身体という外側が動く」という感覚が分かるようになってきました。実はこの感覚は、1系(いわゆる合気上げ)で相手の腕が上がっていく現象を起こすために、とても大切だと思っています。

 例によって、以上の文章は私の所見であり、君もしくは君のメンバーが誤解し、あるいは混乱しても、当方は一切関知しないので、そのつもりで。

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 ところで皆さん、最近、研究生の方々が次々とブログを立ち上げています。読まれましたか?それぞれの方々が真剣に合気を探求していることがひしひしと伝わってきます。是非とも読んでいただき、練功の糧にしてくださいね。

 私は自分なりのスタイル(Tスタイル)で、綴っていこうと思います。 ティー、ティー、ティッティ、ティー!

 失礼しました・・・・・。           

by TAKA

空をつかむ「からだを動かす、ということ」

まず最初に合気の基本的なからだを作るため、背骨揺らしを教わる。背骨の一つ一つを丁寧に動かし可動域を広げる(ここまでは普通に理解できる)

次に皮膚感覚を磨き(ここから難易度が上がる)、さらに次の段階でからだの内部感覚を磨く。(ものの本で読んだ達人の領域)

最終的には外部感覚研ぎ澄ます(超人の域...)、とのこと。すでに基本でかなり奥が深い。つかめないものがどんどん増える...

とにかく合気では内外とも感覚をとにかく繊細に研ぎ澄ますことが必要らしい。

動かすこと自体はこれまでもある程度内部の動きは意識してので、その感覚も意識しながらとりあえずやってみる。比較的簡単に、できない…。一つ一つを丁寧にというのがあらためて行うと非常に難しい。いかに自分のからだが思い通りに動かせていないかが実感できる。

縦の動きから横、捻転、開放と進む。ただこの動きは完璧にできないながらもふとした瞬間にからだの心地よさがあるのと同時に、だんだん背骨から腕や足が動かせるような感覚がある。この感覚は他にもつながりそうな感じがあるので意識しながら背骨揺らしを続けてみたい。

by kaz