ミニ講座

ミニ講座12

一緒にしゃがむことはできましたか?
そんなに簡単にできないですよね。
ここからが、本番です。まず3つほどポイントを言いますので、一つひとつ確かめながら、再度チャレンジしてみてください。
その1 ミニ講座10でお伝えしたように、机とつながった感覚を切らないこと。机が相手の手のひらに変わっただけです。
その2 低くなるにつれて、相手の足の裏の重心をかすかに手前に引いてくること。
その3 あくまでも、相手と一緒にしゃがんで行くこと。よく見かける失敗例は自分の方が先に動いてしまうことです。途中で動きを止めて、相手の反応を待っている余裕が必要です。
諦めないで、トライしてみてください。
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kishoan@yahoo.co.jp 松原

ミニ講座11

ここからは、ますます言葉だけでは伝わりにくくなると思いますが、イメージを膨らませて、付いてきてくださいね。
相手の手のひらの皮膚を少し手前に引きます。すると足の裏の重心の位置が指先の方にかすかに移動してきます。そのとき、自分の重心も少し前の方に移動させてください。
その状態、つまり手に感じる圧をキープしながら、ゆっくりしゃがんでみてくだい。
相手も同じようにしゃがみ始めたら第一関門突破です。
相手がしゃがまないからといって決して力で押さえつけてはいけませんよ。あくまでも、一緒にしゃがんでいく感覚です。
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kishoan@yahoo.co.jp 松原

ミニ講座10

自分の体を意識の力でつなげる。この感覚なしには合気は発生しません。そこで今回は、自分の体をつなげる一つの疑似体験方法をお伝えします。
まずは、机の上に手のひらを置いて、軽く手前に引いてみてください。自分の力がどこから出てるかわかりますか?細かな点は人によって違うとは思いますが、多くの方は腕や肩から力を出していることでしょう。
その力の出所を変えていくのです。まずはその出どころを仙骨・尾骶骨の辺りに移動させてみてください。それができたら、いよいよ足の裏です。
手のひらとお尻と足の裏に均等に圧がかかった状態、これが体をつなげる感覚のヒントになります。一度試してみてください
そろそろ、疑問点も出てくるころかと思います。言葉では限界がありますが、私のできる範囲でお答えします。
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kishoan@yahoo.co.jp 松原

ミニ講座9

相手の手のひらを通して足の裏の重心を捉える、この感覚に慣れてきましたか。
ただ、この練習をしていると、ほとんどの方が忘れてしまうことがあります。
それは、自分自身のつながりです。
ミニ講座6を思い出してください。腕を下げながら指先と天井、尾骨と床に、それぞれ二箇所にゴムの感覚を作るあれです。あの感覚を作ったまま相手のとつながるのです。
つまり、 ゴムの感覚を作りながら、相手と自分の重心を同時に捉えられるよう、意識を鍛えていくのです。
少し難しくなっていきますが、諦めずにチャレンジしてみてください。

ミニ講座8

今日は相手に触れたときの内部感覚を説明します。
とても繊細な感覚ですが、相手の手のひらに触れたと同時に、相手の足の裏の重心の位置を捉えるようにします。相手の手のひらの皮膚を少し自分の方へ引くようにすると、足の裏の重心が指先の方へ移動してくるのが、わかるようになります。
もし、わかりにくければ、少し強めに力をくわえながら、相手にその力に負けないように我慢してもらい、力の釣り合いが取れたところで、手のひらを手前に引いてみると相手の足の裏の重心移動が感じられるようになります。
相手の手のひらを通して、足の裏を感じられるように、繰り返し練習してみてください。