合気上げの対練(対人練習)をする際、手首を掴んできた相手の皮膚を取り、相手と自分の足裏を感じながらつながり・・・と段階を追って合気をかけていきます。
しかし、松原塾長は、身体の一部を触った(触られた)だけで、合気をかけてしまいます。そして、一度合気がかかると身体が離れても感覚が残っており、もう一度触った(触られた)瞬間に相手に合気がかかってしまいます。
私の合気道の師匠が目標とする達人のDVDを見ると、お弟子さんがその達人に触る直前に自ら崩れてしまいます。今までは理解できなかったのですが、お弟子さんがすでに合気がかかっていると考えれば、決して不思議ではありません。私も松原塾長の個人レッスンを受けていると、松原塾長が身体を動かしただけで、(身体が離れていても)崩れてしまう時があります。
うーん、合気は奥が深いですね。皆さん、達人目指して頑張りましょう!
年末に妻の実家で恒例の餅つきをしたのですが、つくほどに粘りが出る餅に、強くしなやかなゴムのような合気の感覚を感じてしまいました。餅の凄さ(?)に嫉妬し、己の無力さを感じてしまった私でした。
今年も変なおじさんへの道まっしぐらの年になりそうです。 TAKA