【合気の原理Ⅱ(推進力の応用)】2017.10・11
今回は、応用技にチャレンジしてみましょう。
相手が我の腕をつかんで、しゃがみこんでいる様子を想像してみてください。
その状態から無理やり引っ張って起こすこともできるかもしれませんが、ちょっと視点を変えて合気の原理で起こしてみます。
まず、いつものように合気の原理Ⅰで互いの重心を足裏でつなげ、原理Ⅱで推進力を感じてみてください。
さて、そこからがポイントですが、掴まれた手首の皮膚操作により、あたかもゴムを引っ張ているような感じで相手の重心をほんの少しだけ前に移動させてください。
相手は重心が不安定になった分だけ、こちらの腕にしがみつくような感じになり、しばらくその状態をキープしていると、相手が勝手に起き上がってきます。
このとき原理Ⅰ(足裏)原理Ⅱ(推進力)の感覚を忘れてはいけませんよ。
全体の感じは、水曜日の合気練功プロジェクト動画で確認してみてくださいね。