「合気は身近なもの」

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • LINEで送る

私は、長く武道修練してきましたが、壁に打ち当たり合気練功塾で修練する様になりました。

最初は、合気と言うと空を掴む様な感じでわかりにくかったのですが、言葉の通り、相手の心身(気)と合わせるという事に気付きました。相手と自分が繋がり一つの身体になる事により無限の力を得る事ができます。その為には、自我を無くさなければなりません。

心を落ち着かせ全ての事を受け入れる柔軟な心身が必要なのであり、澄み切った水にように全て見える心身を作らなければなりません。決して自分の損得や欲を出すとたちまちその水は濁り相手が見えず自分の周りだけで力を出し壁にぶつかってしまいます。

つまり、心静かにして相手と心身を一致させ調和させて相手の心身を我の身体の様に動かしてこそ無限の力が発揮されるのです。これが、合気でありこれを修練する事が究極の武の道と思われます。

この合気の考えを、我々の生活にも当てはめる事ができる。自分中心で相手のことを知ろうとしない場合は、相手の気持ちがわからず相手の協力を得られず1人の力に過ぎない。しかし、自分が物事を受け入れる事ができる大きな気持ちを持ち相手の気持ちを理解すれば、心が通じて協力してくれます。そしてその力は2人以上の力を発揮します。

この合気の考えは社会でも活用する事ができ、人間形成の上で大切と思われます。

合気の上達のポイントは、心静かにし相手と繋がり受け入れ調和できる心身を作る事が道場においても我々の生活においても重要と思われます。

by 愛基

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • LINEで送る

SNSでもご購読できます。

コメントを残す

*

CAPTCHA