最近、「合気」をワードにしたYouTubeの動画が数多く見られます。
「皮膚感覚」、「脱力」、「伸筋を使う」、「接触面の維持」、「イメージ」など、多くの武術家がそれぞれの観点から「合気」の極意を説いています。私も視聴していて、「なるほど」と思うことも多くあります。
しかし、動画を繰り返し視聴したところで、「合気」が使えるようになるわけではありません。また、講習会に1回(数回)参加しただけで「合気」を使えるようになるわけでもありません。
それはなぜでしょうか?
(あくまでも私見ですが・・・)こうした動画で取り上げられている、いわゆる「極意」と言われるものは「合気」の一要素に過ぎないということです。
つまり、「合気のカラダづくり」という背骨に当たる部分がすっかり抜け落ちているのです。また、基本となるコンセプト(合気練功プロジェクトでいう「三点バランス」、「合気バランス」)が十分に説明されていません。
まさに「木を見て森を見ず」なのです。
私も合気練功プロジェクトでは古株になってしまいましたが、松原塾長の進化を目の当たりにし、お話をうかがう度に「合気」の奥深さを痛感しています。
合気練功プロジェクトは、松原塾長が塾生のレベルアップに力を入れる為、しばらくの間セミナーの募集を停止します。(もちろん、個人レッスンや練功塾の体験参加はできますよ!)
塾生の皆さん、達人目指して頑張りましょう‼
今月の川柳
合気はね 見ただけでは 身に付かず
講習会 参加したとて 身に付かず
一生練功 一生追求 山高し
高き山 みんなで登れば より楽し
今日もビールとハイボールを飲みながら、あれこれ考えています・・・ ← また飲んでいるのかーい⁉
大阪塾のTさん(河内のおっさん)、お互い飲みすぎに気を付けましょう!
TAKA