最近、松原塾長が「居着かない」ことを強調されます。
つまり、どっしりと構え、その場に居続ける身体の状況が良くないという事なのですが・・・。
1系(合気揚げ)をする際、「梃子(てこ)の原理で腰を支点として相手を持ち上げる」
というのは、武術系の動画でよくあります。
ところが、合気練功塾ではこうした合気揚げはNGです。
どちらかと言えば、相手に寄っていく感覚が正解なのです。
松原塾長は「相手に丹田を掴ませる」と表現されています。
相手に掴まれて、身体から引っ張り出されようとする丹田を背中のゴムと足裏で止めているような感覚です。
そうすると、こちらの丹田(重心と解釈してください)が移動しているため、相手がどう抑えたらよいのか混乱してしまいます。
そして、相手の重心もわずかにずれ、抑えているようで抑えていないという腰の浮いた状態をつくり出すことができます。
居着かないことを「練功塾の●●●(あえて伏せ字にさせていただきます。悪しからず!)」ことI副長はこう表現されます。
「跳べますか?」
皆さんも、1系の稽古の際、自問自答してみてください。
「跳べますか?居着いていませんか?」
大阪塾風に言えば
「跳ねれまっか?居着いておまへんか?どないでっか?あきまへんか?」(くどい?)
あ~~~、大阪でお好み焼き食べたい!!!
今月の川柳
合気揚げ 梃子の原理は NGです
丹田を 掴んでくれて ありがとう
副長の 言葉は 重要文化財!
TAKA