重要な事なので、
お伝えしたいと思います。
塾生の中では、私は比較的出来ている方だと認識されているようですが、実はそうではないのです。
私の場合は、自分の中にゴム感覚が乏しいので相手の方のゴム感覚に依存して合気をかけています。
ですから、相手の方にゴム感覚が乏しい、すなわち合気のカラダが出来ていない場合にはかけられないのです。
相手が合気のカラダで無くても、こちらに合気のカラダがあれば、かけれるわけですが…
私が出来ているのは、一番大切な合気のカラダではなく、テクニック的な部分、合気の原理を幾分か理解しているだけです。
喩えてみるなら、テクノロジーはあるけれどエネルギーが無い状態です、想像してみて下さい。
素晴らしいクルマが有ったとしても、電気もガソリンもエネルギーが全くなければ動かす事は出来ません。
幸い合気は、どちらかにエネルギーがあれば、それを使う事が出来ます。
どちらにもゴム感覚というエネルギーがなければ、何も起こらず徒に時が流れるだけです。
今の私の課題は、自らの中にエネルギーを発生させる、すなわち『合気のカラダ』を養っていくということになります。
byたけぞう