仕事で、金属材料を扱う。
丸い棒状のものや、平たく棒の様に長いもの。大体5メートル位のものを必要に応じて、切断するのだ。
この時、不思議におもうことがある。長い状態のときは、太さにもよるが、結構撓る。こんな硬い金属がバネ感があるというか、柔らかさがある。
短く切ったものは、全く撓らない。柔らかさは感じられない。
ふと、考えたのはカラダも一緒かなと。カラダを手から足まで、ひとつに繋いで長いものとして使えば、弾力があり、前腕のみで短く使えば硬くて弾力はでない。
以前は、体をひとつにして使えという言葉を、固めて使うことと捉えていたが、それだけではなく、カラダをしなやかに使うコツを伝えていたのかもと感じた。
合気を武術に使うには、強靱なカラダがいるのだろう。(強靱とはつよくしなやかということ。)
byたけぞう