【合気下げへの応用】2017.7.16
前回は「合気上げ」を使って、相手とのつながりと推進力の方向を内部感覚で確認しました。
今回は、それを「合気下げ」でやってみましょう。
では、解説します。
先ずは相手が掴んでいる所を支えにして腕を下げていくことにより、自分の体が上に上がっていく感覚を掴んでください。
その時、相手としっかり繋がっていれば、相手の体は下方向への流れが発生しています。
次に相手の足裏重心の位置を捉えて、少しずつ手前に移動させてみましょう。決して大きく移動させてはいけません。ほんの数センチ程度動かすのがコツですよ。
そのまま腕にかかる圧を変えなければ、相手は足場が不安定となり、体に感じる下への流れに沿って膝が折れてしゃがんでいきます。
相手が下に降りていく時に、圧を変えずに追いかけてください。この時に必要以上に下に押そうとすると、せっかくのつながり感覚がこわれてしまうので気をつけてくださいね。
分かりにくい部分は水曜日の合気練功プロジェクト動画を参考にしてください。
今回も最後におまけの動画を入れておきました。
私の背骨の動きに注目してください。