個人の練習方法なので間違っているかも知れません。
前回、ペットボトル2本で3点バランスの「1」を紹介しましたが、2本で練習すると中心軸が出にくいので、ペットボトル1本の練習方法をご紹介します。
立禅の様に立ち、両手でペットボトルを持ち、正中線を意識しながらペットボトルを持ちます。
まず、ペットボトルの重さが、自身の足裏まで感じられているのか?が重要です。
手→肘→肩→肩甲骨→腰→膝→足裏の順番で感じられるか?
この時、3点バランスの「1」の練習なので、ペットボトルの圧だけを感じて下さい。
他の動きをしていると感じられなくなります。
ここ迄は、両手を丹田の前で握って感覚をだす練習と似ているかも知れません。
次に五元をします。五元とは足裏から水を吸い上げるイメージを持ちながら(中心軸の感覚を出す)背伸びをします。
この背伸びのやり方が重要なのです。
ただ単に背伸びをするのでは無く、ペットボトルを動かさずに背伸びをします。
持っているペットボトルを無視して、重心を前に出し、反り腰の状態で背伸びすると簡単に背伸びできると思います。←この方法は間違っています。
ペットボトルと身体を意識すると、途端に背伸びが難しくなるはずです。
注意点
・真っ直ぐに立つ
・背中を反らせない
・重心が前に行かないようにする
・ペットボトルの重さを感じる
・ペットボトルを動かさない
背伸びしようとしても、背伸びできない感覚、踵が少し浮く程度が3点バランスの「1」となります。
この感覚がスッと出せるようになると、練功塾のカリキュラムで言う「原理I」となります。
先日、塾長が言っていました。
院生が指導しても、初めて体験に来られた方は「1系(合気揚げ)ができるようになった」と聞いています。
もちろん約束事はありますが、塾長がいつも言っている「掛かる事ができないと、掛ける事はできない」。
是非、練功塾に遊びに来て下さい。