今回、極端な話なのでスルーしていただくか読んでもすぐに忘れて下さい。
2021年 2月 の投稿一覧
Tスタイル ~合気練功の日々~ 「太極拳恐るべし!」
緊急事態宣言が続く日々の中、夜間の外出を控え、自宅で読書をすることが多くなりました。久々に読み始めたのが太極拳の入門書です。
もともと太極拳には興味があり、東京で有名な団体の体験教室に参加したり、愛知県の某カルチャーセンターの教室に通ったりしたこともありました。東京では、とても丁寧に教えていただいたのですが、遠くて通うことができません。そこで、(流派は違うのですが)愛知県の某カルチャーセンターの教室に通うことにしました。その教室では、動きを忠実にまねる舞踊的な色合いが濃く、「太極拳入門」をうたっているのにもかかわらず、他の参加者はほとんどが何年も続けている方々でした。休憩時間には、発表会に向けて衣装をどうするかというような話で盛り上がっており、私一人孤立している状況でした。(合気練功塾とは大違い!ここ重要!)今思い出しても苦い思い出しかなく、数回参加してやめてしまいました。
講師の先生は太極拳の世界では有名な中国人の方でしたが、初心者の私は個別に指導していただくこともなく、動きについていけない私に厳しい視線を向けられたことを今でも覚えています。太極拳という言葉を聞くと、この時の記憶が鮮明によみがえります。私の黒歴史です・・・・・。
そんな訳で、太極拳から遠ざかっていた私ですが、久々に太極拳の入門書を読んでみたらビックリ!合気練功につながる言葉が満載!
含胸抜背 がんきょうばっぱい・・・・・ 胸を緩め、背中を伸びやかにし、丹田に気を沈めるようにする。
上虚下実 じょうきょげじつ・・・・・・ 上体は緩めて力を抜くが、下半身はしっかりと安定させる。
用意不用力 よういふようりき・・・・・ 動作は意識で動き、力を用いない。
抱木站椿 ほうぼくたんとう・・・・・・ 両手で大木を抱くように立ち、両手の指を向かい合わせる。この姿勢から相手を一瞬で跳ね飛ばす勁(ケイ)であるポンケイが発生する。
うーん、合気練功につながるキーワードが次から次へと出てきますね!太極拳恐るべし!
そして、何と!アマゾンプライムで武術太極拳を描いた「TAICH/太極」という映画を発見!
しばらくは太極拳にどっぷりはまってみますか。
今日の名言(迷言?)
太極拳 舞踊じゃないよ 武術だよ
衣装決め そんな暇ありゃ 教えてよ
厳しさと 指導放棄は 違います
ポンケイを やってみたいな いつの日か
つながった 身体で動く 太極拳
今回は愚痴が多くてすみません!でも、安心してください!(どこかで聞いたフレーズ!)合気練功塾プロジェクトは、みんなで力を合わせて合気をつかみに行くプロジェクトですからね。共にがんばりましょう! TAKA
早く仙人になりた~い!「ルフィ」から「フランキー」になった塾長⁈
何を言ってるか判らないと思いますが、塾長が進化したと言う事です。
実は、2月分のレポートを昨年12月に提出しました。
お題は「ゴムゴムの実を食べた塾長」
しかし「ゴムゴムの実」は賞味期限が切れてしまい、急遽書き直し。
折角書いたので、サラッと報告させていただきます。
塾長はいつも「ゴム感覚」を持ちなさいと言います。
本当は「自身がゴムになるんです」
こんな感じです(0:47秒)↓↓↓↓↓↓↓
https://youtu.be/tcdhowzVHp4
せめて3月から改造人間になればよかったのに(何回もクドイですね)
今年に入ってから、塾長は「練功塾の基準・基本の型ができた」とも言っております。(今後、オンライン会員で詳しく説明されると思います)
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そして、2月に入ってからの塾長は、「改造人間 フランキー」になってしまったんです。
車で例えると「フルモデルチェンジ」。ドラゴンボールで例えると「スーパーサイア人」。
こんな感じです(1:24秒)
↓↓↓↓↓
https://youtu.be/Nvapv3-vM-Q
あえて、改造人間フランキーにしてるには意味があります。
コレは公開して良いのか判らないので後々という事で…。
虹をつかんだ男のココだけの話「推進力」
合気練功塾の原理2は推進力である。
推進力とは「物を前へ推し進める力」のことだが、合気で使える推進力とは、自分が与えた力が他に当たり返ってくる、反発力である。
この力は、我々も普段から何気無く使っている。
例えば、椅子から立ち上がる時には、肘掛を押しながら立ち上がるとか、自分の背丈より低い入り口から入る時に、その上の部分に手を当てて自分を小さくしてくぐるとか。肘掛を押す事により自分には、上への推進力が発生し、入り口の上を押す事により、下への推進力が発生する。
しかし、この推進力を使うには条件が有る。自分が出す力よりもぶつかる相手の方が強いということ。なぜなら、相手が壊れたら反発力が発生しないから。
この力は自分が勝手に出せる力ではなく、相手の協力を引き出してこそ使用可能な力である。
これを踏まえて、合気上げを考えてみる。自分の腕が下にあるので、自分の力を上にある相手の腕に当てた場合、自分には下への推進力が働いている。と同時に自分とバランスしている相手は、下へ押しているので、上への推進力が働いている。
二人で一つの物体のようになっていて、重心も二人で一つになって、お互いがお互いを引き合う事で立っている。そして、自分が、この重心を引き寄せる事によりバランスを崩した相手は、上への推進力の乗り、頼っている腕を押すごとに上がっていく。もちろんこの時、重心を相手に取られれば、自分が相手の腕を押しながら下がって行くことになる。
いかに相手を推進力に乗せるかが鍵なのだが、失敗する人は「上げたい。」という思いが強すぎて、相手とバランスする気が無いので推進力を作ることが出来ない。そして、その人は、日常的に使っている発想と動作で自分勝手に目的地を決めて人を物のように運ぼうとする。相手は物ではないので、行動に出た瞬間に抑え込まれたり、スカされたりして目的が達成されることは無い。
合気の方向は推進力が決める。推進力に弾力をつける事で相手の重心が動く。それに従って相手の身体が動くのだ。しかし、自分が直接狙って出せる力ではないので、相手が力を出してくれるのを待つしかない。自分が狙えるのは、相手が協力をしてくれるよう条件を整える事だけである。その条件とは、相手より強い力を出さない。
相手の力がどんなに弱くても、それより更に弱い力をぶつける事でしか跳ね返りが起きない。また、自分が出した力が相手まで届くても何も起こらず気まずい時間が流れる。結果、焦って筋力発動でドツボにハマるのがお決まりのパターンである。
しかし、それを何度も繰り返し、試行錯誤しながら、合気練功塾の塾生は成長する。