感想

個人レッスン感想(男性A 50代)

人生の正午
ユングの考え方に「人生の正午」というものがあります。
私たちは40~50代で「人生の正午」を迎えます。「人生の正午」の前と後で人生は前半と後半に分けられます。
ユングは人生前半の課題を次のように述べています。「英雄的な精神の冒険において、親から独立して社会人として地歩を固めること。」つまり、人生の前半は人間的成長と社会的成功が目標となります。
一方、ユングは人生後半の課題をこのように語っています。「他者との戦いではなく、自らの無意識との戦いにおいて、自我を成熟させ自己実現していくこと。そして、結果的に、死は恐れるものではなく、永遠(再生)への入り口であることを理解し、死を自然なものとして受け入れるべく成熟していくこと。」
ユングによれば、人生の前半は幸せになるために、人生の後半は希望を持って死ぬために、生きるのだと言えます。
松原先生が気匠庵で指導されている気の身体メッソドはユングの提唱した人生後半の課題に取り組む、つまり、自分の内面を見つめて、自己存在の意味を味わい、生死(しょうじ)を超えた境地(心境)に達するための非常に強力なツール(道具・手段)になると確信しています。
ですから、一人でも多くの人に、特に人生の後半にある人に、意識と感覚を効果的に錬磨する気の身体メソッドをお勧めしたいと思います。

個人レッスンの感想(男性A、50代)

松原先生から気の身体メソッドの個別レッスンを受け始めて1年3か月が経つので、2回目の感想を書きます。
唯物論ではなく霊性哲学によれば、意識とは本来的に非物質的エネルギー場の一種であり、肉体とは別次元の実在です。ところが、私たちの意識は普段、自我の感覚、思考、感情、欲望、イメージと同一化しているので、意識はまるで肉体の内部に閉じられているかのように感じられます。
しかし、気の身体メソッドにより気を感じることができるようになればなるほど、意識はますます肉体から解放されていきます。
動作的メソッドによって気の感覚を強めた状態のまま、瞑想的メソッドによって意識を深めていくと、やがて肉体の感覚は消えていき、意識は空間的に拡がっていきます。
この時、心から一切の苦悩はなくなり、何とも言えない静けさと安らぎと幸福感に満たされます。
つまり、意識の本質は至福なのです。気の身体メソッドを通して、このような拡大意識を体験することを積み重ねていくと、やがて日常生活の中であっても、ちょっとした瞬間にこの至福感を味わうことができるようになります。
何事であれ、達人を目指すのであれば、年季を入れて、熟練することが必要です。気の身体メソッドの個別レッスンの継続は、それを可能にしてくれると確信しています。松原先生には本当に感謝です。

個人レッスン感想(80代女性)

最初は体の調子が悪くて来院したのですが、松原先生は整体だけでなく気功(気の身体メソッド)を教えていらっしゃることを知り、個人レッスンを受けることにしました。
この半年間、背骨の動きをイメージしながら体をほぐし、気を感じるトレーニングをしてきたお陰で、気づくと体の痛みが軽減しており、若い時の感覚が甦ってきて普段の生活がとても楽に過ごせるようになるほど体が軽くなってきました。
さらに驚いたことは、20年以上行ってきた太極拳に変化があったことです。それまでは年齢を理由にこれ以上は進展が望めないと自分で限界を作っていましたが、体の中をより深く理解できるようになったことで、太極拳の練功中に今まで知りえなかった開放感や幸福感を体全体で感じられるようになりました。
松原先生は、語り口がソフトで優しく、私の疑問にすべて丁寧に答えてくださり安心感があり、長年太極拳を指導してきた私も素直にお話を聞くことができます。ご指導本当に感謝しております。

合気練功塾の感想(男性k 20代)

12歳から武道を始め、合気練功塾に出会うまでは、武道の修行の成果が日常生活に活かされるという確信が持てませんでした。
平常心とは何か、武道として相手と相対することと、日常生活で人と相対することの共通点は何か。
合気練功塾に通い、練習することによって、答えが見えてきました。
合気練功塾では、どの分野にでも活用できるメソッドを学ぶことができます。

合気練功塾の感想(男性Y 40代)

尾張名古屋の地にて合気練功塾と銘打たれ合気の指導を行う者がいると聞き訪れてみた
そこで柔和な微笑みを浮かべて迎え入れてくれた方が合気練功塾の門を開いた塾長と知る
話を聞くと教師として長年教壇に立ち日本の未来を担う若者たちに熱弁をふるいながら武の道を究めんと少林寺拳法を修行されていたころ
御仏の導きか中国の僧侶に伝わる禅密気功と出会いこれを修して気の体となり
気の感覚を用いて心身を錬磨し武の研鑽を積み合気へと至る
合気に目覚めこれを機に
伴に武の道を歩む同胞達を更なる武の頂へと導かんと決意をされ
希望ある若者を教え導く教員から
険しく遠い武の道を進む修行者たちを見守り導く地蔵菩薩となりて合気の道を説く
この塾は少林寺・空手・中国拳法・柔道・合気柔術など様々な武芸者が門をくぐる
かつて幕末の世に吉田松陰が位も身分も年も関係なく指導を行い維新志士を育て上げた松下村塾の如し
達人を夢見る若者
齢を重ね力の衰えを感じる武芸者
家庭の事情により一度は武の道を諦めた者
体格に恵まれず強者に憧れる者
病弱で小さく弱くそれでも強くなることを諦められない者
等々
合気を求めるすべての人達に合気練功塾の門は開かれています