合気沼のアヒル

合気沼のアヒル「とうとうゴム感覚を掴んだのか?」

合気の気づき

前回の続き ”気づきの詳細”は

浅かった・・・ 

と気が付いた。涙

 

 

これまで「オっ、うまくいったかな?」と感じられた時の

私の体感覚との認識は、グラグラ、前足底、すがり、伸び、といったものだったが、、、

ちがった。^^;

足と丹田とゴム

ゴムというと自分が持っていて相手が引っ張るのをコントロールするイメージだったが

ちがった。

ゴムは弾力を維持したままいつまでも切れず

引き寄せられるのは自分の方だと最近思い知らされている。

この発見を感覚が間違っていないか松原先生に尋ねると、、、

「いつもそういってるつもりなんだけど、、、(笑)」と

お決まりのパターン・・・ ^^;

7月、先生のある一言に納得したとき、

今までと345度くらい練功の見方仕方が変わってしまった。

足掛け4年?(だと思うが)、1元 「左右の手の中にゴムを感じる」

練功塾で 「これ分からない人ぉ~、感じられない人ぉ~?」っと聞かれて

いつも周りの様子を伺いながら控えめに手を上げて

あきれられていたが、、、、

今回、

やっとわかった^^/

気がしているだけかもしれないが・・・・

いつもと一緒で・・・

 

今回の気づきは、

ゴムは相手の浮いた丹田をコントロールするために引くのであれば

イヤでもゴム感覚となる。

っというもの。

その先にあるのは自由自在の相手の丹田の引っ張り出し、ぶっ飛ばし。

のはずだが、

課題はまだまだ てんこ盛り

アヒルのもがきは、まだまだ続く。

(次回から”合気沼のアヒル”はオンライン講座の方へ投稿を移動します。)

合気沼のアヒル「足は、やはり大事だ」

先日から、練功が再開された。

コロナのお休み中

一番感じたのは、

合気用の筋肉って普段使う筋肉とは
やっぱり別なんだな ということ。

今回の自粛要請で

稽古に参加できなくなって3週ほどたった頃、

突然、、

腰の辺りの何かが緩んだ気がした直後

腰に激痛が走り床に膝をついた。

10年ぶりくらいの強烈な腰痛・・・

過去に経験しているので、お医者にもいかず

先ずはおとなしくし、落ち着いてからストレッチ、

仙腸関節を緩め、4日ほどで普通の生活に戻ることができたが、

コロナ騒動が始まる前は 最低でも、週2回

骨盤の傾きや、背骨の状態の維持

それによって足裏のどの部分にどの方向で力が加わるか

重心はどう変わるか?などなど

体中を内視しながら
あーでもない、こーでもないと

出来る限り”力まない”ようにやっていたつもりだが・・・

思った以上に普段使わない部分の足腰が鍛えられていたんだなと痛感。

休み中は、せいぜい、四股を踏んだり、ドアノブやテーブル、

自分の反対側の手くらいにしか相手をしてもらえず

ふにゃふにゃの足腰で稽古再開。

情けないことに下半身がピッキピキになったが、

最近1つ大きな気づきを頂いた。

下半身にはやはり力が要るのだ。

”ゴム”とか”弾力”とか”緩み”とか、、、、

塾長や上級者のしなやかな動きや言葉に惑わされていたが

弾力のある体や繋がりを作るには、

撓れる(しなれる)だけの筋肉と筋力は必要な部分に必要だと改めて痛感した次第である。

「アヒルさんが勘違いしていただけだよ、前からそう言ってるじゃないですか」と、

きっと言われてしまうであろうが、、、

ただ、この感覚もまた合気習得の「過程」であって 塾長が言われる合気とは程遠い気づきである。

アヒルのもがきはまだまだ続く・・・

ただし、

アヒルの水かき捌きが以前と若干変わったことは

他人にはわからない。

次回は、今回の気づきの詳細?を書きたいと思いいます。

by アヒル

合気沼のアヒル「苦戦中。沼深く、山高し」

少し前まで、私の合気練功の1つの目標は相手が気付かない程度のごく小さな動きとして内部感覚で相手を上方に微細に加圧し、小さな反射的抵抗を誘発させ思う向きに誘導し、更に体の微細な操作で相手とつながったまま、弓の様なしなり感で自分の腰が相手の方に寄る感覚に相手が同調して相手が意図せず浮き、自由自在に操作できる。

 

ザックリ言うとこんな感じで力まず、バネ感、ゴム感をもって行う。そして最終的にはこれらを一瞬に行えるようにする♪それが、一系(合気上げの様な感じ)のそれなりの終着点!そう考えていました。

 

1つずつクリアできるようになるたびに、あ、今日は、少し山を登れたかも ヨッシャ~!!

と大喜びしながらあーでもない、こうでもないといろいろ考えたり机の角や、ドアノブ、カーテンが目の前にあるとそれらを相手に、足とつなげられるように自分の感覚を研ぎ澄ませてみたり(研ぎ澄ましているつもりになるが正しいかも・・・)練功に参加し、松原塾長に感覚を確認していただいてみたり、が、しかし、、、先日、少し頂上が見えてきた! と思ったら、今登っていたと思っていた山はまだ中腹ですらなく、その奥に更に高い山々が連なってそびえ立っていたことに愕然としてしまいました。

 

しかも現在、目の前の山「合気のカラダ」は霞がかっていてそびえ立ち、今の私には未だにこうすれば良いという向かうべく方向すらよく分からない・・・今までにない混乱の中に居ます。これができれば、1系でも何系でも容易に技になるそう塾長は言われるのですが、私が容易に技にするにはまだその先の遥か彼方の峰の上にあると感じます。

 

そんな絶望的な混乱の中ではあるものの幸運なことに練功塾にはそこにたどり着くための道はすでに開通しています。そして目的地に向かう案内の頼りは、案内人である塾長と院生の手から伝わる自分の体の感覚、出来る方の手を取らせていただいて感覚を刷り込んでもらい、それを「感じ取り、練る」そしてこの「感覚」が正しいと信じながらできるかどうか、、、

 

実は、起きた現象を信じられない自分がいる場合が多々あるのです。例えば、相手が浮いたときにその現象を誘発したことの「自覚」が無い場合があるのです。それは、上級になればなるほど微細な感覚で、「そうそう出来ている♪」といわれても自分がやれたという実感が湧いてこない場合が結構あるのです。

 

「これって、相手が自分から勝手に掛かっているのではないか?」と・・・出来ているのか、できていないのか?判断が自分ではむつかしいと感じることがあるのです。自分の感覚が、違うのか、当たらずとも遠からずなのか、合っているのか?判る人に手を取ってもらい教えて頂く他は無いのですが合気練功塾での救いは、感覚が合っているかどうか確認をお願いしたとき、塾生はおろか、松原塾長が自ら気軽に笑顔で付き合って下さいます。

 

お陰様で五里霧中の混乱の中にありながら、頂上までの道は、確実にその先にあるのだと感じることができるわけです。もちろん、進んだと思っていた道を、思いっきり後ろまで引き戻されることも多いのですが、(今まさにその混乱の真っただ中・・・)笑

 

合気の山に続く1系2系3系4系5系の山々は、自分一人では到底登れないのだと思い知らされる今日この頃です。「4系で相手を吹っ飛ばす!」私のこの目標は、まだまだ遠く、雲の上のようです・・・・・

 

アヒルのもがきは、混乱したまま、まだまだ続く・・・・・

 

PS

まだ塾長の手に触れたことのないオンライン講座のみ受講の方はぜひ、気軽に塾長の手に直接触れに来て欲しいなと思います。よほど悪態でもつかない限り、笑顔で迎え入れてくださると思います。”こんなの触らないとわかんないっすよ~ ”たぶん私だけでなく、あなたもそう感じると思います。

 

by アヒル