シャワーの流水で3点バランスの理想的な姿勢を作る。
多分、夏だと感じにくいので、冬の寒い時期に体験してみてください。
個人的な感想なので意味が無いかもしれません。
身体が冷えてシャワーを浴びていると、身体にお湯が流れない箇所があり、身体を動かしたり、シャワーヘッドを持ってお湯が当たってない箇所に、お湯を当てたりした経験ありませんか?
自分は、シャワーヘッドを持つのが面倒で、何とか全身に効率よくシャワーのお湯を流したい。(温まりたい)と思い身体をクネクネさせておりました。
特に背中にお湯を当てていると気持ちいいですよね。
でも、反り腰の状態で立っていると、尾てい骨までは流れるのですが、なかなかふくらはぎまでお湯は流れてくれません。
「あれっ?これって3点バランスと関係しているのでは?」と思い試行錯誤しておりました。
後頭部にシャワーを当たるようにして3点バランスをしてみると、ふくらはぎまでお湯が流れてくれました。
いろんな体勢で試してみましたが3点バランスが一番、ふくらはぎまで流れます。
反り腰にならず、出っ尻にならず、足裏も感じられる姿勢。
以前習っていた武道で、「流水受け」を思いだいました。
「水が自然に流れるように無理なく素早く動けるように」と書かれております。
1. 安定して「ふくらはぎ」まで流水したら、ゴムを引く感覚を試してみてください。
「ふくらはぎ」まで流水している状態でゴムを引いてください。
2. 身体を動かしてしまうと、流れが変わります。
3. 流水が安定した状態で素振りをしてください。
ふと感じた事ですが「滝行」で3点バランスをしながら印を結んだら、力みのない強い姿勢に通ずるかもしれませんね。自分はやったことないですけど・・・。
温泉の打ち湯だったら、やってみたいと思います。
どんな姿勢からでも素早く自然に動ける、内部のバランス感覚が重要なのかもしれません。
その基本の形が3点バランスかも?
オンライン会員で3点バランスのやり方を覚えて、シャワーを浴びながら練功すると3点バランスがマスターできるかもしれません。
気が向いたら、お試しください。
2024年 3月 の投稿一覧
虹をつかんだ男のココだけの話「飛べる」
前回、ゴム感覚を発生させる方法や、感覚を養うコツを書かせてもらった。今回もまた、ゴム感覚について、気付いた事を述べたいと思う。
ゴム感覚を認識出来るようになると、それを使っての合気揚げが可能になる。これが出来る様になった時、あなたは、筋力の呪縛から開放されるだろう。
合気は、筋力で、タイミングを見計らって、テクニックを駆使して掛ける。のではなく、自分の弾力で相手が出してきた力を一旦呑み込み、その力を弾力に変えて相手にそのまま返しているだけなのだ。
ゴム感覚を合気に使えるようになった時、今まで行なっていた“小手先による間に合わせ”とは全然異なる、“根本からの劇的に変化”に気づくはずだ。
しかし、このゴム感覚は、実物のゴムではないため、伸びるも縮むも自分でイメージしながら、その時の実感も自分で感じる必要があるのは、前回述べたのだが、まだ他にも上手に扱うには、コツがいる。
例えば、相手の足から自分の足まで繋がっているゴムを使って合気揚げしようとする時、慣れていない人はゴムを引こうとする時、必ず、相手と自分の接触点である手を引いてしまう。これが起こる原因としては、相手と繋がっているという事を信じられていないため、自分側のゴムしか自由にならないと思っているからだ。そして、中のゴムを引くつもりで、勢い余って外側の筋肉まで使ってしまうので、自分では手を引いているつもりはないのだが、結果的に相手を筋力で引っ張る事になり、相手がそのまま付いてきたり、手を離されたりして不発に終わる。
そうならないために、合気練功塾では、相手と繋がる時は、“飛べる”感覚を養う練功をしている。具体的に言えば、相手と一本に繋がったゴムを、自分から引くのではなく、相手に引っぱってもらい自分が相手の方に飛んで行くのを我慢している状態を作るのである。この状態は、お互いに一本のゴムを引き合っている状態でもあるので、その状態を自分が解放した場合、相手はそのゴムの緩みの乗せられてしまう、そして行き先を“上”に設定しておけば、勝手に揚がってしまう事になる。
自分の力は全く使う必要がないのだ。