2022年 2月 の投稿一覧

はやく仙人になりた~い!「500ml✖️2本ペットボトルで足裏感覚」

個人の練習方法なので、間違ってるかも知れません。
先回、計量カップで足裏感覚をご紹介しました。
計量カップは場所が限定されてしまうので、今回は500mlペットボトルを紹介します。
500ml1本でも2本でもOKです。(1本の場合は片手で持ちます)

先ずは、2本練習をお奨めします。
両手に1本づつ持った方がバランスがとれ、感覚が出やすいと思います。
ペットボトルを持つ際、最初のうちは筋力を使って持ち上げるので、ペットボトルを上半身で支えているのか?下半身で支えているのか?判らないと思います。
慣れてくると上手に「ひょい」と持てる様になります。

両手にペットボトルを持ち立禅。
上半身で支えているので、肘や肩が辛くなってくると思います。
5元を意識して軽く背伸び。
簡単に背伸びが出来る人はNG、頑張っても踵が上がらない方がまだマシ。
脇を締めたり緩めたりして調節。
足裏感覚が出たら、ペットボトルを固定してパントマイム。
水量を調整してパントマイム。

まだまだ意識する箇所は沢山あります。一般用のブログなのでスミマセン。

最後にもう一つ
上記で身体を動かしてると、多分「反り腰」になってると思います。
YouTubeを観て「あの動き嘘でしょ?」と思う方、オンライン会員の入会をお奨めします。
損はしないと思います。

ただ「自身ができてるのか?」答え合わせをするには、合気が解ってる人でないと、残念ながら上達しません。
映像を観て合気が出来る人は、合気を解ってる人ですもんね。
先ず、オンライン会員で練習して、年に1回、個人レッスンや体験に来られるとお得かも知れません。

あと、申し訳ございません↓↓↓↓↓。
最近「練功塾YouTube」に他武道のURLが貼り付けておられますが、他武道のURLを貼られた方も我々と一緒に練功しませんか!
もし、勝手に他武道のURLを貼られたのであれば、貼られた団体の方にも迷惑がかかりますし…。
安心して下さい。練功塾はいろんな方が練功されておりますし、動画に出れない方も沢山いらっしゃいます。
こじんまりと練功してますが、皆んなで達人を目指しております!

練功塾は「皆んなで達人になる!」を目指してますが、一番大切なのは「仲間の上達を喜べない方」は入会をご遠慮いただいています。←コチラもご理解下さいませ。

 

日々是合気「『足裏感覚』あっ?ほんとに足がある!!」

足裏の感覚

自分なりに「あっ変わったな」「レベルアップしたかも」と感じた時のお話し。
他人より運動能力、感覚が格段に鈍いので正直『足裏感覚』を長い間、本当に掴めずにいました。
なにしろ小学校、中学と体育と音楽は通知表に「1」か「2」しかもらったことがありません。

そんな感覚の鈍い私なので、何年経っても「まだ足裏わからないんですか?」と塾長にも飽きられる始末。
それが、ある時「おっ?脚がある。足裏もある!」という瞬間が訪れました。
その感覚があると今まで難しく感じていたことも、面白いように出来るようになって来ました。
その時から、やっと少しつつ合気練功が進みだしたという所です。

どうやって『足裏感覚』を掴んだかって?
それは…運動音痴の私が考えたことなので恥ずかしくてここでは明かせません。
直接、会って聞いて頂けれぱ、こっそりとあなただけにお伝えしますね。

byたけぞう

Tスタイル ~合気練功の日々~「見えない世界」

 私事で恐縮ですが、年末から鼻づまりが酷く、1月に副鼻腔炎(ふくびくうえん)の日帰り手術をしました。
長年(十年以上!)悩まされてきた鼻づまりが解消され、口呼吸中心から鼻呼吸中心の生活へ。
大げさなようですが「世界が変わった!」と言えるくらい爽快な日々を送っています。
合気練功の世界でも、早く「世界が変わった!」と言えるように精進したいと思っています。(うーん、先は長そう・・・)

練功の大切なキーワードの一つが「外から中へ」です。
言い換えれば、外形から内形への転換です。
一系を例にしてみると、縦の圧を保持しながら後方斜め上のゴムを引き、さらに斜め下のゴムを引き・・・という一連の動きを身体でつくるのではなく、身体の中でつくるのです。
つまり、自分の身体の中でもう一人の自分が相手と練功しているようなイメージです。(こうした練功の仕方は、I副長も強調されています。いわゆる「小人」!)
そうすると、身体の中で練功している自分をもう一人の自分が俯瞰(ふかん)して見ているような感覚が現れます。(うーん、ちょっとオカルト的?)

ともすれば、人間は自分の目で見える部分を意識しすぎる傾向があります。
つかまれた手首を意識した瞬間、力が入り、相手の抵抗を誘発してしまいます。
この時に身体の見えない部分(身体の内部)に意識をもっていくことがとても大切です。

私が大好きな漫画「ナルト」では、ナルトの師匠の自来也(じらいや)という忍者が登場します。
彼と戦っている敵は、いつの間にか自来也の身体の中に取り込まれてしまいます。
そして、自来也のお腹の中でもう一人の自来也と戦うのです。これでは勝てるはずありません。

自分と相手ではなく、自分の中に取り込んだ相手と練功していると考えれば、無駄な力を使う必要もありませんね。
発想を変えてチャレンジしてみてください。
目指せ、自来也‼

今月の川柳
練功は 身体の中を 動かそう 
つかまれた 手首は捨てて 中を観る(見るではない!)
飲み込んだ 相手は何も できやせん(自来也)

TAKA

虹をつかんだ男のココだけの話「体験」

合気上揚げの動画を見ただけで、合気揚げが出来る様になる人はいない。

それはどんなに天才であっても例外ではない。
なぜそう言い切れるのかは、何度か説明してきたが、合気に触れた事の無い人間には「2人が手を繋いで立っている」外観しか映像として認識出来ないから。

しかし、合気揚げが出来る人は、同じ動画を見た時、「この2人はたまたまこの体勢で止まっているだけで、少しバランスが崩れれば、違う形に移行する」という事を理解している。

見た事しかない人は、その外観をヒントに体勢を作るしかないので、「2人は独立して立った後、お互いの手の平を上下に触れ合わせてじっと待つ」という事になる。

しかし、待てど暮らせど動画のように相手が揚がる事はない。だから痺れを切らして、筋力発動で抑え込まれる。という結果しか起こらない。

一方、経験を通し、合気の原理を理解している人が重視するのは、繋がった2人に発生する内部感覚である。

お互いがお互いを引き合っているので、気を抜けば相手の陣地に引き込まれてしまう様な張りを感じ、それに負けない様、意識の中で、自分の外側からも自分を引いて動かない様に我慢している。

我慢を辞めれば次につり合うべき地点までゴムの張力の影響を受け自然に動く。

どこのゴムを切るかによって上下、前後、左右、斜めなど縦横無尽に移動させる事が可能である。

だから、1人では不可能なアクロバティックな体勢も、2人であるからこそ普通に成立する。画の2人は今、“そこで”しかつり合いが取れない状態のだ。

今述べた様に、同じ画を見た場合でも、その人の経験値によって、何も起こらない形にも見えるし、今にも動き出しそうな形にも見える。

合気の内部感覚を知らない人は、画を見て形を作る事は出来ても、その状況から目標とする形に移行するためには、筋力を使うしか手立てがないのだ。

もう“詰んで”いるという事になる。

だから、結論として、この人のレベルで合気関係の動画を見ても意味が無い。理解出来る次元にいないのだから。見れば見るほど本質から遠ざかり、誤解が深まるだけである。

本物を知りたければ、本物に触れるしかない。感覚は体験でしか取得出来ない。見てるひまがあるのならば、合気練功塾に来られた方が良いと思う。

しつこいと思うがもう1度説明すると、この画の2人は地に足をつけて自立しているのではない。
2人の体は、お互いの足から足までをゴムで繋がって一つの物体の様相を呈している。
そして、この物体が、立体として地面に立っている様に見えるのは、接触点である手を中心にしてお互いに引き合っているから。

この引き合っているというのは、物理的に手が手を引いているわけではない。これは、“合気の次元”の話で、手が接触している“一点”から無数のゴムが放射線状に伸びていて対になっているゴム同士引き合いで2人を囲っている。

そして、これは、ゴムであるから中心は端を引き、端は中心を引いている。このバランスが成立していると膨張した球体の様に立体として存在する事が出来る。(テンセグリティ構造)

わかりやすく言えば、自分の足で立っているのではなく、本来なら倒れてしまう体勢を、内と外の張力の絶妙なバランスにより、無理矢理に倒れない様に起こされているのである

結論、視覚で合気は掴めない、まず、チャンネル(受信器)を合わせよう。