2019年 5月 の投稿一覧

神谷の呟き 小脳にまかせよう。。。

ヒトの中枢神経は脳と脊髄である。別パーツにイメージされるが一続きになっている。特に脳は膨大になって特徴的なため、そこだけが取り出せそうなイメージを抱かせる。
脳の中でも随意運動を司るのは大脳である。感覚や記憶も大脳の機能である。
そして運動を習熟させるのは小脳である。

合気練功を修練するとき技術の学びであるので脳がフル回転である。操作感覚を感じる、手順を理解する、要求通りにカラダを動かす。大脳領域のはたらきである。
しかしながら考えながら行っている段階では相手に忖度していただかないと合気の繋がりは上手くいかないことの方が多い。多分、考えていることが相手に伝わってしまうためだろう。

スポーツの初心者を考える。野球でも空手でもビリヤードでも、最初の頃の動きは何かぎこちない。慣れてくると余分な力が抜けて動きが滑らかになる。これは大脳で考えながら動きを作っていたものが小脳に操作の分担が移行して、動きが習熟したためである。新しい動きや技術を習得するときは大脳での理解と小脳への移行が連動していかないと習熟できない。考えてやっているうちはまだまだなのである。
中部大学の平田教授のところで運動の修正能力を計測する実験に参加させていただいたことがある。考えながら運動の調整を行っているうちは精度にばらつきが多いことが分かった。また、サンプルになっている人によっても、感覚的に調整を行う人と理論的に考えて調整を試みる人など、対応に癖のようなものがある事にも気がついた。

幼少の頃、自転車の補助輪が外れるとき、色々とペダルの踏むタイミングやハンドルの位置に意識がいったことを思い出す。よく転んだがそのうち無意識にバランスが取れていちいち考えることなく乗れるようになった。尻が覚えたような感じがあったように思う。今では手放し運転はもちろん(公道ではやってダメですな)、MTBでオフロードの走行も楽しめる。いちいち考えなくとも小脳が自動的にバランスを取ってくれているのだろうと大脳で考える。

最近の私の合気練功は「なるべく考えないようにしたい」という方向である。必要な条件が不足したとき大失敗となるが、考えている内は相手を探ってしまう。
これが停滞となるか、上達となるかはおおいに不安だが、塾長の集中講座でも「上げてやろう!とか考えるとだめ。」と説明される。
もはや感じるだけでも大脳のはたらきをキャッチされるかもしれないので、なるべく小脳に頑張ってもらい操作を達成したい。

集中講座の感想

 

★Nさん(東京)基礎・初級クラス
先日は集中講座でのご指導ありがとうございました。
足裏感覚、推進力、そして同調と順を追ってのご指導、私にとって分かりやすく、大変に有意義な講座でした。
一番の収穫は松原塾長に何度も直接手を取って頂き同調の感じを実感出来た事です。
それと合わせて「足裏感覚」⇒「推進力」⇒「同調」の流れが塾長、院生のご助言を頂き体感出来た事も大きな収穫でした。
今から次のステップへ進むのを楽しみにしております。今後とも宜しくお願い致します。

★Hさん(千葉)基礎・初級クラス
先日は、大変お世話になり、ありがとうございました。
前回の基礎クラスで学んだことの復習と、初級クラスの内容で、足の脹脛がパンパンになりました。心地よい、疲労感でした。
前回は、輪ゴムでゴム感を感じるところで、終わってしまい、まだ腕又は上半身のゴム感をイメージするところで、止まっていました。今回は、そのゴム感を全身で感じ、発動することをイメージできるように、自習の方法(目的)を新たに修正することが出来ました。
また、全体的な感覚として、力(or感覚)の捉え方が、行き過ぎている(引っ張り過ぎ、上げ過ぎ、力入れ過ぎ)とうことも、理解しましたが、まだ、感覚として掴むことはできていないと思います。

 通っている合気道(合気会)の道場では、重心を落とすことを、イメージして稽古しておりましたが、これが、足裏を感じることに繋がっていたのだと、思いました。重心を下げて、腕を持たせただけで(例えば、片手取り)、相手によっては、爪先立ちしてくれる人もおります(たま~に・・・ですが・・・(汗))
たぶんそれは、お互いの重心が、またまた一つに結ばれたときなのでしょう・・・(笑)
 しかし、それだけでは、ダメで、かつ掴まれた手の感覚とつながることと、相手の足裏ともつながることが必要であることが、必要であるわけですね。稽古で試してみようと思います。
 そして、全身がゴムであった場合の、体の伸び感と、圧縮感、を全身で感じることができるようになると良いのかな?と、理解しております。←間違っていたらご教授願います。

★Kさん(東京)基礎クラス
私は1年位前より、オンライン講座で配信されるビデオを観て学んでおりましたが………
実際に合気を掛けてもらった事が無いのである部分は完全に???
参加を決断するのに1年かかりましたが(百聞は一見にしかず)
仕事をチョット無理やり都合を着けて初参加頭で解っていても、自分の体が……意識が……いうことをききません、難しいけれど、楽しいです。
ある人は、ご自分の武術の向上に…私はどちらかと言うと人間のもっている体の可能性に惹かれました
身につけるには時間が掛かると思いますが自分が朽ち果てる迄にはなんとか……
これからも参加できる時間は限られますが講座(ワケの解っている相手が絶対必要)とオンライン講座(1人練習)をやっていこうと決意しました。
ディズニーランドより楽しかったです、今後も宜しくお願いします

集中講座の感想

★Nさん 46歳(兵庫)
3ヶ月間、色々とご指導賜り本当に有難うございました。あっという間の3ヶ月間で、毎回が楽しく充実していました。本来まだまだマスターコースの修了証を頂けるほどのレベルではありませんが、これからもっと練習して少しでも修了証者にふさわしいレベルになれるよう頑張りたいと思います。

【マスターコース2期生の皆様へ】
 まずは少人数のマスターコースへの無事参加、おめでとうございます。この度のご決断は本当に正しかったと、後日必ず思われることと思います。私は2月から4月まで参加しましたが、マスターコースを終えてみて、わずか3ヶ月間という短い期間で合気についてここまで体系的に教えて頂けたことに、自分は本当にラッキーだったと思っています。本来ありえない事だと感じています。

オンライン学習では絶対にわからないような合気の深遠の部分がバンバン体験でき、それについてとにかく手取り足取り教えて頂けます。昔の達人達が人生をかけて身につけた境地を、3ヶ月間出し惜しみゼロのバーゲンセールという感じです!それこそまさに素早く決断した者勝ちです。この3ヶ月間は本当に充実されることと思います。

一気に教えていただくので、途中、できない事とかも出てきて不安に感じる場面もあるかと思います。でも大丈夫です。私の場合、とにかく参加して楽しくやっているだけでしたが、最後になって初めて点が繋がり、そういうことだったのか!と思うに至れました。(まだまだほんの入口だとは思いますが・・・)

そういう意味ではやっとスタート地点に立てたような気分です。1期生はみんなそんな感じでしたので、皆様も同じように感じることと思います。コース修了後、皆様と一緒に練習できる日々を心待ちにすると共に、長いお付き合いができることを楽しみにしております。

★Yさん 62歳(東京)
昨年11月の集中講座(ベーシックコース)に参加し早や4か月が経ちましたが、益々合気練功塾の合気にはまってきています。講座に参加するたびに新たな発見があり、繋がる感覚、方法等が変化してきています。

また徐々に合気のカラダ感覚もそれなりに感じるようになってきました。今後プラチナコースも受講する予定ですが、何より本当の合気が掴め一生付き合っていける事にこの上ない喜びを感じています。
今後ともお世話になりますが、よろしくお願いいたします。

★Kさん 48歳(茨城)
合気練功プレミアム集中講座 in東京、3ヶ月間のマスターコース、大変お世話になりありがとうございました。先生が私達に繊細な内部感覚と意念をわかり易く、わかり易く、ご指導を頂いた事に深く感謝を致しております。最初の講座を含めましての4ヶ月は、今まで経験したことがない楽しく不思議な感覚でした。

最後に教えていただいた、全身ゴムのON、OFFと一つだけ切らさないゴムの繋がり、合気のカラダを練功していきます。また松原先生にお会い出来る日を楽しみにしております。ご指導いただき 、誠にありがとうございました。

【マスターコース2期生の皆様へ】
今までに体験したことがない、全身のゴムの繋がり、内部感覚を、丁寧にわかり易く、松原先生や院生の方からご指導していただけます。合気のカラダつくりを知ることで、考え方、視点が変わり、日常的に応用出来ると思います。私は仕事に応用しようとしています。何より楽しく覚えられますので、皆さんが和むと思います。是非、生涯出来る合気のカラダつくりを体感なさって下さい。

★Tさん 63歳(東京)
僅か三回の講習で、どこまで出来るかと思っていましたが、毎回驚きと感動の連続でした。これは、塾長の高度な実力を惜しみ無く伝えようとする誠実で熱い指導姿勢と巧みな指導力に依るものと思います。これからも合気練功を楽しみながら、合気修得を目指したく、今後ともご指導の程宜しくお願い致します。合気練功に出逢えたことに感謝!

★Hさん 63歳(茨城)
マスターコースは、3回連続・少人数で、自身の内部感覚と向き合いながら、仲間と濃厚な時間を共有する特異な経験でした。動画による練功の目的が 「この事だったのか」と体感し納得できる喜びを感じつつ、新たに合気練功の奥深さを知ることの、連続だった様に感じております。
今回マスターコースは終了しましたが、まだまだレベルアップを目指せる課題があることに喜びを感じながら、練功目標にチャレンジして行きたいと思っております。ご指導宜しくおねがい致します。

★Hさん 64歳(神奈川)
マスターコースは、参加定員が少人数という事もあり、実際に松原先生に手を取りご指導いただける点で、合気の感覚がより掴みやすいのではないかと思います。ベーシックコースで習った繋がり方が、アドバンスコースではより繊細になり、マスターコースではさらに細かくなり、触れているだけという感じになります。これは、言葉だけではなかなか理解できないのではないかと思います。次回の講習会楽しみにしております。

 

YouTube動画の感想

Kさん(55歳 佐賀) 
私が合気道に求める身体操作の合理的な技術と内容を教示されていると感じました。
Oさん(65歳 神奈川)
合気練功プロジェクト動画は、「共に生きている楽しさ」を教えてくれるヒントに満ちていると思う。
Sさん(41歳 広島)
探していた本物の合気だと思っています。
Mさん(43歳 静岡)
 合気に関してこれほどわかり易く説明している動画は今まで見たことがありませんでした。
Mさん(40歳 大分)
 理路整然として大変わかり易く、先生の人柄がにじみ出ており、安心できる。
Yさん(60歳 東京)
 よくわからなかった合気についての理解を一段と深めることができ大変感謝しております。
Sさん(54歳 愛知)
 重心の取り方・崩し方がとても参考になります。
Kさん(41歳 大阪)
 わかり易い解説をいつもありがとうございます。いつも参考にさせていただいております。
Uさん(39歳 東京)
 素人にもよくわかる感じで説明されており、自分にもできちゃうんじゃないかと錯覚するほどでした。
Kさん(48歳 札幌)
 相手に圧を流す?にはどのようにしたらよいのか大変気になります。これからも楽しみにしております。
Iさん(50歳 兵庫)
 私の整体の仕事に「力を抜く、相手に伝える」ということが凄く有効ではないかと感嘆しました。
Sさん(39歳 東京)
 セミナー等で何人かの先生の技を体験しているので、動画の凄さがすぐわかりました。
合気習得までが大変なのではなく、合気習得後が始まりという部分がとても感銘を受けました。
Yさん(52歳 大阪)
 動画を見て人柄や教え方に感動しました。
Oさん(43歳 兵庫)
 かなりわかり易く説明されていたので、驚きました。かなり興味が湧いてきました。すごいです。
Sさん(56歳 フランス)
 意識・感覚を操作して、相手に作用させるところが、とても興味深く、大きな可能性を感じました。
Hさん(44歳 神奈川)
 どこをどう動かすかが具体的でわかりやすい。武道の稽古の中で密かに試しています。
Tさん(61歳 アメリカ)
 線と球の概念をこんなにわかり易く説明してくれる先生は初めてです。
言葉では説明できなかった動きをものの見事に解説されています。ありがとうございます。

Nさん(55歳 函館)
 その解説の親切さ、分かりやすさ、お話し方からうかがえるお人柄に感銘を受けました。
どの有料動画(DVD)もとても及ばない程の親切丁寧な充実した内容で驚きの限りです。
Mさん(62歳 大阪)
 塾長が導き出された方法は、簡単でありながら、とても深い方法だと今しみじみ感じております。
Mさん(45歳 広島)
 いつも楽しく拝見しています。先生のやさしい雰囲気がよく伝わってきてとても好きな動画です。
Kさん(54歳 大阪)
 今まで、稽古が終わってもすっきりできなかったのですが、動画を拝見させていただいて大変感嘆させられました。先生はじめ皆さんの真剣さも伝わりありがとうございます。
Sさん(41歳 北海道)
丁寧な説明で感覚的なことを体感で伝えてくれる素晴らしい指導だと思います。
Hさん(64歳 神奈川)
以前から合気というものに興味があり機会があれば学んでみたいと考えていました。非常にわかり易く解説されており、大変感銘を受けております。
Iさん(53歳 東京)
力を使わない身体操作で相手を制御することに感心する。

Tスタイル 〜合気練功の日々〜 「変化と進化」

先日の個人レッスンで、松原塾長が合気の本質に関わる発見をされたことを話して下さいました。ここでは詳しくは書けませんが、これは合気練功塾にとって、とても大きな出来事だと思われます。

合気の修練を重ねていくと、いつか違うステージに到達できるような気がします。このような例えが適切かどうかはわかりませんが、書道で楷書から行書へ、行書から草書へと変化していくように、合気も変化していきます。しかし、さらにその先は質的に違ったものに進化していくのではないのでしょうか。つまり、読むことができる楷書や行書や草書ではなく、一般の人が文字として認識できない模様のような物に進化していくのです。
しかし、その為には、楷書→草書→行書と段階を追って修練を重ねていかなければなりません。ある日、突然に模様のような物が文字として認識でき、書くことができるようになるのでしょう。
皆さん、その日が来ることを信じて、身体を練っていきましょう!

このブログを書いているのは、10連休の真っ只中なのですが、時間を見つけて、家のあらゆる所を触って、足裏を感じてピョンピョン跳ねています。でも皆さん、な、な、なんと、松原塾長は、カーテンを触ってもその反発力で跳ねることができるんですよ!もしかして、カエルの生まれ変わり?

塾長、大変失礼致しました!!!
TAKA