【合気上げの意義】2017.6.25
「合気上げ」自体は“ 技(ワザ) ”ではありません。
誤解を承知で言うと「合気上げ」をどのような状況でも、すべての人に掛けなければならない技だと捉えると、迷走してしまいます。
ダラダラに力を抜いてきた相手を制する技としての合気は他にちゃんとあります。
「合気上げ」は合気感覚を身につけるためのスキルに過ぎません。
但し、ある条件の下で発生する合気感覚をつかむのに非常に大切なスキルです。
この感覚をつかむためには、まず相手を持ち上げようとする意識(武術的意識)を捨ててください。
つまり合気練功塾で練功している「合気上げ」は目的ではなく、合気を身に付ける通過点でなのです。
「合気上げ」で相手とつながる合気感覚を身につけ、その先の練功を楽しんでください。
この辺りのことを説明しておきましたので、今週水曜日の合気練功プロジェクト動画を参考にしてください。