合気練功塾(11/27)の復習ポイント
本日の課題は”神経に技を掛ける”です。
相手の力づくの抵抗をあっさり抜いてしまうには、相手の神経反射を利用します。
相手が力一杯我の手首を握ってきた場合に、相手の足先から一本のゴムを引っ張ることはできるようになりましたか?
それができたら、その一本のゴムをギターの弦であるかのようにイメージして音を鳴らすように弾いてみてください。
相手は”ピクッと”反応します。
このとき相手はどれほど力を入れていても、まるで裸足で画びょうを踏んだように”ピクッと”反応していまいます。
後は、いつものように腕を動かせば相手は合気がかかったまま崩されていきます。
今日参加できなたかった方は、木曜日の研究会か次回の合気練功塾で確認してみてくださいね。
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合気練功塾 松原
2016年 11月 の投稿一覧
ミニ講座24
合気練功塾(11/20)の復習ポイント
本日は相手の力を抜く合気を中心に練功しました。
相手がこちらの腕を両手で力一杯掴んできたときに皮膚操作による重心コントロールで相手の力を無力化します。
結果、相手は地面の支持面を失い、まるでプールに浮いているかのごとく、ただただ相手の腕にしがみついている状態になります。
こちらの感覚としては、相手の握力のみを感じているだけで、自分の体を動かすように相手の姿勢が自然に崩れてきます。
ポイントは、相手がどれだけ力一杯掴んできても、こちらはただひたすら相手の足裏の重心操作に徹することです。
今日は嬉しいニュースがありました。
今回、体験に来られた女性の方が合気練功塾に入会されたのですが、その方はすでに気の感覚をお持ちで、今日一日で合気のつながる感覚を体感されたようです。
今後の進展がとても楽しみですね。
ミニ講座23
合気練功塾(11/13)の復習ポイント
本日は気の身体メソッドにつながるベーシック武術原理を確認しました。
内容は皮膚操作による重心コントロール。
相手に手首を掴まれたとき、相手の重心をつま先に移動させるため無理に引っ張ろうとした途端、力のぶつかりが起こります。
相手の重心を動かすには、相手自身の手の内の皮膚の状態がポイントとなります。
つまり相手自身がこちらに移動してくるような皮膚の状態を作っておくのです。
すると、相手が力一杯握れば握るほど、こちらに近づいてくるという感覚が生まれます。
ミニ講座22
合気練功塾(11/6)の復習ポイント
本日は練功基本形5パターンの復習確認をしてきました。
表面的な動きばかりを追いかけ身体内の動きの流れが見えていないと
やはり途中で焦って腕の力に頼ってしまい
合気関係が崩れてしまう失敗例が多く見られました。
ただ、新しく入塾された方に比べると、今まで練功を続けられてきた方は
いったんつながりが切れてしまっても、ご自身で力が入ってしまったことを自覚できるため、途中で修正し合気を掛けなおすことができていました。
やはりこの辺りが練功時間の差なんですね。
そんな中でも、特にIさんは身体の内部感覚を掴まれたようで、ご自身の技術アップはもちろんのこと、理論もしっかりしているため相手を上手に誘導し合気を引き出していました。
一つ壁を乗り越えられたようで良かったですね!