相手の手のひらを通して足の裏の重心を捉える、この感覚に慣れてきましたか。
ただ、この練習をしていると、ほとんどの方が忘れてしまうことがあります。
それは、自分自身のつながりです。
ミニ講座6を思い出してください。腕を下げながら指先と天井、尾骨と床に、それぞれ二箇所にゴムの感覚を作るあれです。あの感覚を作ったまま相手のとつながるのです。
つまり、 ゴムの感覚を作りながら、相手と自分の重心を同時に捉えられるよう、意識を鍛えていくのです。
少し難しくなっていきますが、諦めずにチャレンジしてみてください。
2016年 7月 の投稿一覧
合気練功塾の感想 (男性E 50代)
武道を長くやってきて、自分なりに納得していたのですが、いつもどこかに腑に落ちないところがありました。しかし合気練功塾に行き始めてからは、今までモヤモヤしていたのがスッキリし技が一つに繋がった感じです。
もし、どこか壁に当たっている方は一度体験してみればわかると思います。
合気練功塾の感想( 男性D 50代)
「相手を崩して倒すためのテクニック」と言う程度の認識しかなかった"合気"。その目的が「相手との一体化」だと知ったときは驚きました。
「崩す→倒す」は相手と繋がる事によって得られる結果に過ぎないと気付けた事は、武道を学ぶ上で大きな収穫だと思っています。
「気の身体メソッド」から生まれる"合気"で老後も武道を楽しめそうです。
合気練功塾の感想(男性C 50代)
20~30代を、さして体も動かさずに過ごしたので、少林寺拳法の修練を再開しても怪我ばっかりで、上達もしないまま時間が過ぎた。まあ、趣味程度に関わればいいかと妥協してみたが、上手な人を見ると、自分もあんな風にできたらいいなと羨ましくも思った。
悶々としていた私に、ある人が「上手になりたいなら」と紹介してくれたのは、武術ではなく、「気の身体メソッド」だった。
「気の身体メソッド」って何? 意識(意念)を動かす? 怪しい? 最初は疑問符だらけ、でも体験してビックリ!! 力が要らない、力が入らない、体が勝手に動く… 力に頼らず、相手と調和する術
これは、私の理解を超えて、身体のパフォーマンスを向上させてくれそうな可能性をひしひしと感じます。意識と感覚を磨く「気の身体メソッド」は、ただものではない。
今夢中です。
ミニ講座8
今日は相手に触れたときの内部感覚を説明します。
とても繊細な感覚ですが、相手の手のひらに触れたと同時に、相手の足の裏の重心の位置を捉えるようにします。相手の手のひらの皮膚を少し自分の方へ引くようにすると、足の裏の重心が指先の方へ移動してくるのが、わかるようになります。
もし、わかりにくければ、少し強めに力をくわえながら、相手にその力に負けないように我慢してもらい、力の釣り合いが取れたところで、手のひらを手前に引いてみると相手の足の裏の重心移動が感じられるようになります。
相手の手のひらを通して、足の裏を感じられるように、繰り返し練習してみてください。